アンリ・ド・ロレーヌ (1661-1713)
アンリ・ド・ロレーヌ(Henri de Lorraine, comte de Brionne, 1661年11月15日 - 1713年4月26日)は、ブルボン朝時代フランスの大貴族家門ギーズ家の一員。ブリオンヌ伯。1677年から1713年まで一族が世襲する王室主馬頭(Grand écuyer de France)を務めた。 生涯アルマニャック伯ルイと妻カトリーヌ・ド・ヌフヴィルの間の長男。1696年、ルイ14世王の嫡孫ブルゴーニュ公ルイに嫁ぐサヴォワ公女マリー・アデライードのヴェルサイユ宮廷入りの先導役を務めた[1]。父の存命中に死去したため、父のアルマニャック伯爵位及び王室主馬頭の職は、息子ではなく末弟のシャルルに引き継がれた。 1689年12月23日にマリー・マドレーヌ・デピネーと結婚[2]、1男1女をもうけた。
この他、ポテノー嬢(Mademoiselle Pothenot)という女性との間に非嫡出の息子が1人おり、「ブリオンヌ私生児(bâtard de Brionne)」あるいは「シュヴァリエ・ドルゴン(le Chevalier d'Orgon)」と呼ばれた。 引用・脚注
参考文献
|