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この項目では、アイススケーターのアレクサンドラ・ポールについて説明しています。女優のアレクサンドラ・ポールについては「アレクサンドラ・ポール (女優)」をご覧ください。 |
アレクサンドラ・ポール(英語: Alexandra Paul, 1991年9月16日 - 2023年8月22日[1])は、カナダ出身の女性元フィギュアスケート(アイスダンス)選手。パートナーはミッチェル・イスラム、ジェイソン・チェペルダク。
2014年ソチオリンピックカナダ代表。2010年世界ジュニアフィギュアスケート選手権2位。
経歴
カナダのトロントに生まれ、幼少時からスケートを始める。
ジェイソン・チェペルダクとのカップルで2008-09年シーズンISUジュニアグランプリに参戦。カナダ選手権ジュニアクラスで3位となるが、直後にカップルを解散、新たにミッチェル・イスラムとのカップルを結成。イスラムのそれまでパートナーはジョアンナ・レンコで、この時にレンコとチェペルダクとのカップルも結成されており2組を組み替える形だった。
2009-2010シーズン、2試合出場したジュニアグランプリシリーズで表彰台に届かなかったものの、世界ジュニア選手権ではカップル結成1年で2位となった。
2010-2011シーズン、シニアクラスへ移行。スケートカナダでは4位入賞をした。しかし続くロステレコム杯は肋骨の怪我のためにSDの後に棄権をした。[2]カナダ選手権では銅メダルを獲得。
2011-2012シーズン、スケートアメリカでは8位。続くNHK杯ではSDで7位につけるも、公式練習中にイタリアのロレンツァ・アレッサンドリーニ / シモーネ・バトゥーリ組と衝突し、腿の裏を切ってしまい棄権を余儀なくされた。[3]カナダ選手権では5位で、四大陸選手権の代表に選ばれた。6月にはコーチをパスカーレ・カメレンゴに変更した。
2012-2013シーズン、USインターナショナルクラシックでシニアの国際大会で初めてのメダルを獲得。カナダ選手権ではSDで3位だったが、FDのダイアゴナルステップシークエンスで転倒があり4位に終わった。
2013-2014シーズン、カナダ選手権で3位に入りソチオリンピックに出場し18位。世界選手権にも初出場し10位だった。
2014-2015シーズン、カナダ選手権にはFDを変更して挑み2年連続の3位。四大陸選手権はSDで5位、FDでは転倒もあり総合6位。世界選手権は前年を上回るSD8位だったが、ステップシークエンスでのレベルの取りこぼしが響き13位となった。シーズン終了後、マリー=フランス・デュブレイユ/パトリス・ローゾン夫妻とロマン・アグノエルにコーチを変更し、練習拠点をモントリオールへ移した。
2016年12月15日、競技からの引退を発表した[4]。
2021年より弁護士として活動した[5]。同年秋にパートナーのミッチェル・イスラムと結婚[6]。
2023年8月22日午後、オンタリオ州シェルバーン北部のメランクソンの道路で、トラックが停止中の車列に突っ込んだ交通事故に巻き込まれた[7]。同乗する乳児の息子は命に別条はないが、アレクサンドラは亡くなった。31歳没[1]。
主な戦績
詳細
2007-2008 シーズン
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開催日
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大会名
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CD1
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CD2
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FD
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結果
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2007年1月30日-2月1日
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カナダフィギュアスケート選手権 ノービスクラス(オタワ)
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4 11.69
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5 12.15
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3 52.15
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1 75.99
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プログラム使用曲
脚注
参考文献