アルピーヌ・GTA
アルピーヌ・GTA(Grand Tourisme Alpine)は、フランスの自動車メーカーであるアルピーヌが、1984年から1991年まで製造したスポーツカーである。 概要A310の後継として1984年に登場。シャシはFRP製のボディに鋼管製バックボーンフレームの組み合わせで、外装はウーリエによりデザインされ、フラッシュサーフェイス化によってCd値は0.28となっている。内装はマルチェロ・ガンディーニがデザインした。 エンジンはV型6気筒SOHC(PRV)をリアに搭載し、当初は2,849cc自然吸気(NA)のV6GTのみであったが、1985年に2,458cc ターボのV6ターボ(最高出力200PS/5750rpm、最大トルク29.6kgm/2500rpm[1])が追加された。 1989年には内外装を上質化したミッレ・ミリアが追加され、1990年には独自のフロントマスクを採用してフェンダーを拡張したスペシャルモデルのル・マンが追加された。 他国での販売日本国内では、1986年から当時のルノーの正規輸入代理店であるジヤクス・カーセールスがV6ターボを輸入した。商標権の関係からGTAを名乗らず、「アルピーヌ・V6ターボ」として販売された[2]。 また、当時ルノー傘下にあったアメリカン・モーターズ(AMC)を通じて、V6ターボが北米市場に導入される予定であったが、発売を予定していた1987年にAMCがルノー傘下から離れたため、実現しなかった。 脚注
関連項目
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