アリソン・スドル
アリソン・スドル(Alison Sudol 1984年12月23日 - )は、ソロ・アーティスト名ファイン・フレンジーで知られる米国のシンガーソングライター、女優。著名な出演作は映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズ。 生い立ち米国ワシントン州シアトルで生まれる[1]。父親は演技指導者ジョン・スドル。5歳でロサンゼルスに移る。スウィングジャズ、クラシック、ソウルといった様々な音楽を聴きながら育つ。またアレサ・フランクリンやエラ・フィッツジェラルドなどを聴いた。文学少女であり、チャールズ・ディケンズ、ルイス・キャロル、E・B・ホワイト、C・S・ルイスなどの文学作品に夢中になった。16歳で高校を卒業後、あまり大学進学には気が進まず、その間、音楽の道へ進むことを考えた。ピアノを独学で習得し、さらに曲を書きはじめた。自らの楽曲を吹き込んだデモをレコード会社各社に送り、そのなかでもEMIのジェイソン・フロムから注目されたことから、レコード契約を果たした[1]。スドルのアーティスト名ファイン・フレンジーはウィリアム・シェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』の一節から来ている[1]。 音楽活動2007年7月17日にヴァージン・レコードよりデビュースタジオアルバム『海からの贈りもの』をリリース。本作はドイツ、オーストリアでゴールドディスク認定された。同アルバムからの先行リードシングル「オールモスト・ラヴァー」は自ら書いた楽曲であり、特に欧州諸国で成功を果たし、ドイツやスイスでゴールドディスク認定された[2][3]。 2008年2月6日に放映されたデイヴィッド・レターマンが司会を務める米国の深夜トーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』に登場、歌唱を披露する。米国、カナダ、イギリス、オランダ、フランス、ベルギー、ドイツ、スイスなどで同年3月から4月の間にツアーを敢行。11月に再び、ドイツ、スイス、オーストリアでツアーした。 2009年8月28日にセカンドスタジオアルバム『Bomb in a Birdcage』を発表、米国の『オールミュージック』は五つ星レビューにおいて四つ星を与え、前回のアルバムより高く評価した[4]。本作は米国のビルボード200で最高28位に達する。同年にはライブアルバム『A Fine Frenzy Live at the House of Blues Chicago』をリリースした。 2012年10月9日にサードスタジオアルバム『Pines』を発表し、同年に米国やカナダをツアーした。本作は『EY Magazine』や『オールミュージック』で四つ星、音楽情報サイト『Consequence of Sound』では三つ星を与えた。 音楽活動の合間、2007年にテレビドラマ『CSI:ニューヨーク』にノヴァ・ケント役でゲスト出演を果たす。2014年に放映されたコメディテレビドラマ『トランスペアレント』に数話ゲスト出演したあと、2015年のミステリーテレビドラマ『Dig/聖都の謎』にエマ・ウィルソン役でレギュラー出演している。 2011年以来、国際自然保護連合の親善大使を務めている[5]。 著書寄稿
ディスコグラフィーアルバム
シングル
フィルモグラフィー映画
テレビドラマ
脚注
外部リンク |
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