アラン・シュミット(Alain Schmitt 1983年11月2日- )はフランスのフォルバック出身の柔道選手。階級は81kg級。身長176cm[1]。
人物
2002年のヨーロッパジュニア73kg級で2位となった。2005年に階級を81kg級に上げると、2006年に地元パリで開催された世界団体で3位となった。続く世界学生でも3位だった。しかし、2008年の北京オリンピックには出場できなかった[1]。2011年にパリで開催された世界選手権では4回戦で敗れた。2012年のロンドンオリンピックには出場を果たすが、3回戦で敗れた[1]。2013年の世界選手権では3位になった[2]。その後引退してコーチになった[1]。
トラブル
2021年11月にシュミットは、ル・ブラン=メニルの柔道クラブでマドレーヌ・マロンガとともに指導していた恋人のマルゴー・ピノと口論の末に何度も顔面を殴打して、絞め技も試みたが、逃げられたという。酩酊状態だったシュミットは逮捕されたものの、証拠不十分としてすぐに釈放された。シュミットはイスラエルの女子ナショナルチームコーチに就任する予定になっていたが、この1件でコーチの契約を破棄された[3][4][5]。2022年にはブルガリアナショナルチームのコーチに就任した[6]。
主な戦績
73kg級での戦績
81kg級での戦績
脚注
外部リンク