アマル・デディッチ(Amar Dedić、2002年8月18日 - )は、オーストリア・ツェル・アム・ゼー出身のサッカー選手。レッドブル・ザルツブルク所属。ポジションはDF。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表。
クラブ経歴
ザルツブルク州のツェル・アム・ゼーに生まれ、2012年から3年間をSKシュトルム・グラーツの下部組織で過ごし、2015年から州内のレッドブル・ザルツブルクが保有する育成組織でプレーし始めた。2019年の8月、クラブと自身初のプロ契約を結び[1]、2019-20シーズンにレッドブル・ザルツブルクのリザーブチームにあたるFCリーフェリングでプロデビューとプロ初ゴールを記録した。翌年の2020年7月、クラブとの契約を4年間延長し[2]、9月9日のオーストリア・カップ2回戦SWブレゲンツ(英語版)との試合でトップチームデビューを果たした[3]。
リーフェリングでの2シーズンのプロ生活を経て、2021年6月17日、2021-22シーズンの間ヴォルフスベルガーACにレンタル移籍をすることが発表された[4]。
レンタルバック後の2022-23シーズン、レッドブル・ザルツブルクのトップチームに登録され、オーストリア・ブンデスリーガやUEFAチャンピオンズリーグの舞台に立った[5]。
代表経歴
オーストリア生まれだが、両親の祖国であるボスニア・ヘルツェゴビナで代表キャリアを積むことを選んだ。2022年3月、親善試合2試合に臨むボスニア・ヘルツェゴビナ代表から初招集され、3月29日のルクセンブルク代表との試合で同代表での初キャップを記録した[6]。
脚注
外部リンク