アブヴィル
アブヴィル(Abbeville, フランス語発音: [abvil])はフランス北部オー=ド=フランス地域圏ソンム県のアブヴィル郡にあるコミューン。アミアンから北西に45キロメートル、ソンム川河口から20キロメートル遡った地点に位置する。ソンム川最下流部の渡河点として中世より交通の要衝であった。 歴史アブヴィルは9世紀に歴史に登場する。当時はサン=リキエ修道院に所属していた。その後、ピカルディ地方を治めたポンテュー伯によって支配された。1836年には旧石器時代の遺構が見つかり、これに因んでアブヴィル文化という用語も存在する。 第二次世界大戦中の1940年5月21日、アブヴィルはドイツ国防軍の包囲を受けて陥落した[2]。 見所近代に至るまで中世からの風光明媚な市街地が残っていたが、第二次世界大戦の戦災によりそのほとんどが瓦礫の山となった。現在の市街地の大半は戦後再建されたものである。戦災を免れた名所、史跡としては
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