アピタ日吉店
アピタ日吉店(アピタひよしてん)は、かつて神奈川県横浜市港北区箕輪町二丁目に存在し、ユニー株式会社が運営していた商業施設(GMS型ショッピングセンター)である。以前は、サンテラス日吉というSCであった。 概要土地を所有していた工作機械メーカー、岡本工作機械製作所との共同開発。同社は昭和40年代末期から50年初頭にかけてのオイルショックで業績が芳しくなく、1977年(昭和52年)に工場規模を縮小。「岡本ビル」という名でスーパーの建物を建設。これをユニーに貸し出す形でオープンとなった[1]。ユニーで初めてショッピングセンターに「サンテラス」ブランドを用いて開店している。ユニー関東地区初の大型店、バザァル金沢文庫(現:アピタ金沢文庫店)を上回る規模で開店した、サンテラス1号店。 開店当初、テラスにちなみ、店内を「オレンジテラス」(衣料品)、「グリーンテラス」(食料品)、「スカイテラス」(住居関連品)と区分けして、目新しさをアピールした。岡本工作機械製作所から施設所有権移管後も、ユニーグループ・ホールディングスは友好関係を維持するために同社の株式を1%弱所有していた[2]。 日吉駅の南方約800m離れた場所にある。建物は地上4階建て。2009年(平成21年)3月14日にユニーの店舗ブランド見直しに伴い、アピタ日吉店となった。サンテラス日吉は正式名称として当時の登記上に残るのみである。 2015年(平成27年)11月29日をもって閉店している。なお、店舗内一部のテナントは引き続き営業を継続していたが[3]、翌2016年(平成28年)3月末をもってすべてのテナントが退去し完全閉館した[4]。なお建物は同年6月から解体され、9月頃にはほぼ完了している[5]。 閉館後の土地は野村不動産が取得し、跡地にはマンションが計画されている。また後継店舗として、同区内に「アピタテラス横浜綱島」(横浜市港北区綱島東)の出店が決定し、2018年 (平成30年)3月30日に完成・オープンした[6][7]。 閉店時のフロア構成
かつて入居していた主なテナント太字は2015年11月30日以降も同地で営業を継続していたが、翌年3月末までにすべて退去した。
ほか
営業当時のアクセス状況脚注
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