アニュラス・ザバラ
アニュラス・ザバラ(Aneurys Zabala、1996年12月21日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。北海道日本ハムファイターズ所属。 経歴プロ入りとマリナーズ傘下時代2014年にアマチュアFAでシアトル・マリナーズと契約してプロ入り。プロ入り後はドミニカン・サマーリーグ・マリナーズでプロデビューを果たした。この年は14試合(12先発)で1勝6敗、防御率4.33を記録した[2]。 2015年はアリゾナリーグ・マリナーズでプレーした。14試合で2勝2敗、防御率6.56の成績を残した[2]。 2016年もアリゾナリーグ・マリナーズでプレーした。16試合で1勝5敗、防御率2.88を記録した[2]。 ドジャース傘下時代2017年3月1日にチェイス・デヨングとのトレードでドリュー・ジャクソンと共にロサンゼルス・ドジャースに移籍した[3]。移籍後はルーキー級のアリゾナリーグ・ドジャースとA級のグレートレイクス・ルーンズでプレーし、2チームの合計で15試合に登板し、4勝2敗、防御率7.66を記録した[2]。 レッズ傘下時代2018年7月4日にディラン・フローロ、ザック・ニール、インターナショナル・ボーナス・プール(海外選手契約金枠)とのトレードで、ジェームズ・マリナンと共にシンシナティ・レッズに移籍した[4]。移籍後はA級のデイトン・ドラゴンズに配属された。 2019年は、A+級のデイトナ・トーテュガスで39試合に登板して、1勝2敗、防御率5.63の成績を残した[2]。 2020年は、新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、プレーしなかった。11月2日にFAになった[5]。 フィリーズ傘下時代2020年12月31日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ[5]。 2021年はA級のレイクウッド・ブルークロウズとAA級のレディング・ファイティン・フィルズでプレーした。2チームの合計で33試合に登板して3勝5敗、防御率6.75を記録した[2]。オフの11月7日にFAになった[2]。 マーリンズ時代2021年11月17日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[2]。 2022年はAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプで開幕を迎え、6月11日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[6]、6月12日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビューを果たした[7][8]。1試合のみの登板で翌6月13日にDFAとなり[9]、6月16日にマイナー契約で残留した[2]。8月1日に再びメジャー契約を結んで再昇格したが、またも1試合のみの登板で8月6日にDFAとなった[2]。8月8日にマイナー契約で残留した[2]。 タイガース傘下時代2022年12月27日、デトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ[2]。 2023年はAAA級トレド・マッドヘンズで53試合(65.2回)に登板し、 7勝3敗5セーブ8ホールド、防御率4.25の成績を残した[2] 日本ハム時代2023年12月11日、北海道日本ハムファイターズに入団することが発表された[10]。単年契約で、推定年俸は1億1000万円+出来高払い[11]。背番号は42[11]。 2024年は16試合に登板し、1ホールド1セーブ、防御率1.20を記録[1]。12月2日に公示された保留選手名簿からは漏れたが[12]、12月17日に推定年俸6000万円で再契約した[13][1]。 投球スタイル速球は最速101mph(162.5km/h)を計測し、安定して90mph後半の速球を投げることができる[14]。 2024年6月14日の読売ジャイアンツ戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)では、同球場最速となる162km/hを記録した[15]。 人物愛称は「ランサ・ジャム」。スペイン語で"火を投げる"という意味。力強く速いストレートを投じることからつけられたという[16][15]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録NPB
背番号
脚注
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia