アッミラーレ(欧字名:Ammirare、1997年4月1日 - )は、日本の競走馬、種牡馬[1]。
現役時代は重賞勝ちとは縁がなかったが、種牡馬として地方競馬を中心に活躍する産駒を送り出した。
経歴
- 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ[2]
2000年8月5日、札幌競馬場の4歳未勝利戦でデビューし1着。続く500万下特別の美唄特別は11着と崩れ、2000年はこの2走で終わる。翌2001年、2月18日小倉競馬場で行われた4歳上500万下条件戦で復帰し1着。続く900万下特別の伊良湖特別、1600万下特別みちのくステークスと連勝してオープンクラスへと昇格し、オープン入り初戦の欅ステークスでもレコード勝ちをおさめて4連勝を達成。続くマリーンステークスで8着、重賞初挑戦となったエルムステークスでは4着だったものの、12月2日の春待月ステークスで通算6勝目。しかしそれ以降は重賞、オープン特別、交流競走で敗戦が続いて良績を挙げるには至らず、2003年9月12日付で競走馬登録を抹消された。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.com[3]およびJBISサーチ[2]に基づく。
年月日 |
競馬場 |
競走名 |
格 |
距離(馬場) |
頭数 |
枠番 |
馬番 |
オッズ(人気) |
着順 |
タイム(上り3F) |
着差 |
騎手 |
斤量 [kg] |
勝ち馬/(2着馬)
|
2000.08.05
|
札幌
|
4歳未勝利
|
|
ダ1700m(良)
|
13
|
8
|
12
|
01.7(1人)
|
1着
|
01:46.9 (38.4)
|
-0.4
|
横山典弘
|
55
|
(シャネルシェーバー)
|
0000.09.02
|
札幌
|
美唄特別
|
500
|
ダ1700m(不)
|
13
|
7
|
10
|
01.8(1人)
|
11着
|
01:46.6 (38.7)
|
-2.4
|
横山典弘
|
55
|
アルアラン
|
2001.02.18
|
小倉
|
4歳上500万下
|
|
ダ1700m(良)
|
15
|
3
|
4
|
03.4(2人)
|
1着
|
01:47.7 (40.5)
|
-1.5
|
二本柳壮
|
55
|
(マチカネクロズキン)
|
0000.03.25
|
中京
|
伊良湖特別
|
900
|
ダ1700m(良)
|
16
|
8
|
16
|
02.4(1人)
|
1着
|
01:45.5 (37.5)
|
-0.8
|
横山典弘
|
55
|
(シネマパラダイス)
|
0000.04.29
|
福島
|
みちのくS
|
1600
|
ダ1700m(良)
|
13
|
5
|
7
|
01.4(1人)
|
1着
|
01:45.2 (36.6)
|
-0.7
|
二本柳壮
|
56
|
(エイシンクリバーン)
|
0000.05.26
|
東京
|
欅S
|
OP
|
ダ1400m(良)
|
14
|
3
|
3
|
02.9(1人)
|
1着
|
R1:22.0 (35.9)
|
-0.3
|
横山典弘
|
55
|
(クロッサンドラ)
|
0000.07.28
|
函館
|
マリーンS
|
OP
|
ダ1700m(良)
|
11
|
8
|
10
|
01.2(1人)
|
8着
|
01:46.1 (39.0)
|
-2.1
|
横山典弘
|
56
|
エンゲルグレーセ
|
0000.09.01
|
札幌
|
エルムS
|
GIII
|
ダ1700m(良)
|
13
|
7
|
11
|
03.2(2人)
|
4着
|
01:44.5 (38.6)
|
-1.1
|
横山典弘
|
56
|
エンゲルグレーセ
|
0000.12.02
|
中京
|
春待月S
|
OP
|
ダ2300m(良)
|
13
|
4
|
4
|
03.3(1人)
|
1着
|
02:26.8 (37.5)
|
-0.2
|
二本柳壮
|
56
|
(スナークレイアース)
|
2002.01.05
|
東京
|
中山金杯
|
GIII
|
芝2000m(良)
|
15
|
5
|
9
|
07.0(4人)
|
11着
|
02:00.5 (36.6)
|
-1.5
|
横山典弘
|
56
|
ビッグゴールド
|
0000.01.26
|
東京
|
根岸S
|
GIII
|
ダ1400m(良)
|
14
|
5
|
7
|
03.9(1人)
|
4着
|
01:23.5 (36.2)
|
-0.7
|
横山典弘
|
56
|
サウスヴィグラス
|
0000.07.14
|
函館
|
マリーンS
|
OP
|
ダ1700m(不)
|
13
|
8
|
12
|
04.1(1人)
|
11着
|
01:47.2 (41.0)
|
-4.0
|
菊沢隆徳
|
57
|
シンコウスプレンダ
|
0000.09.01
|
札幌
|
エルムS
|
GIII
|
ダ1700m(良)
|
13
|
7
|
10
|
12.7(5人)
|
13着
|
01:47.6 (40.9)
|
-4.0
|
蛯名正義
|
56
|
プリエミネンス
|
0000.09.25
|
大井
|
東京盃
|
GII
|
ダ1190m(良)
|
13
|
4
|
5
|
00.0(8人)
|
9着
|
01:12.3 (38.0)
|
-1.5
|
二本柳壮
|
56
|
アインアイン
|
2003.06.29
|
福島
|
福島テレビオープン
|
OP
|
芝1800m(良)
|
11
|
5
|
5
|
50.6(9人)
|
10着
|
01:50.2 (38.2)
|
-2.5
|
二本柳壮
|
57
|
ハレルヤサンデー
|
0000.07.27
|
新潟
|
北陸S
|
OP
|
ダ1200m(良)
|
15
|
2
|
2
|
45.6(11人)
|
12着
|
01:12.8 (36.6)
|
-1.4
|
二本柳壮
|
56
|
マイネルセレクト
|
0000.08.24
|
新潟
|
アイビスサマーD
|
GIII
|
芝1000m(良)
|
15
|
3
|
4
|
111.1(15人)
|
15着
|
00:56.4 (33.1)
|
-2.2
|
二本柳壮
|
56
|
イルバチオ
|
0000.09.06
|
新潟
|
BSN賞
|
OP
|
ダ1200m(重)
|
15
|
8
|
15
|
166.1(13人)
|
11着
|
01:12.2 (37.8)
|
-2.6
|
二本柳壮
|
56
|
マイネルセレクト
|
種牡馬時代
2004年、7歳の春から繁殖入りし、初年度産駒のうち11頭が血統登録され、2007年7月26日に旭川競馬場の未勝利戦でアシュフォードが勝利して産駒の地方・中央を通じた初勝利を挙げた[4]。同年12月9日には中山競馬場で行われた2歳未勝利戦をセッカチセージが制し、中央で産駒が初勝利を挙げた[5]。2011年4月29日の北斗盃でパフォーマンスが産駒重賞初勝利をあげた[6]。
種牡馬入り当初はイーストスタッドで繋養され、2006年から2012年まではシンジケートが組まれていた[7]。2012年度からブリーダーズ・スタリオン・ステーションに移動[8]。その後2017年に白馬牧場、2018年8月に青森県の東北牧場へ移動した[7][9]。
主な産駒
- 2006年産
- 2008年産
- 2009年産
- 2011年産
- 2012年産
- ダンシング(耶馬溪賞、仙酔峡賞、サイネリア賞、遠賀川賞)[16]
- 2013年産
- 2014年産
- 2015年産
母父としての主な産駒
血統表
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “アッミラーレ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月20日閲覧。
- ^ a b “アッミラーレ 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月20日閲覧。
- ^ “アッミラーレの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年8月20日閲覧。
- ^ “アッミラーレ産駒が初勝利”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2007年7月26日). 2020年3月28日閲覧。
- ^ “アッミラーレ産駒がJRA初勝利”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2007年12月9日). 2020年3月28日閲覧。
- ^ “パフォーマンス、1年ぶりのレースで重賞V/門別・北斗盃”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2011年4月29日). 2020年3月28日閲覧。
- ^ a b “アッミラーレが青森へ移動”. 競走馬のふるさと案内所 馬産地ニュース. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年3月28日閲覧。
- ^ “アッミラーレがブリーダーズSSへ移動”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2011年10月12日). 2020年3月28日閲覧。
- ^ “アッミラーレが青森へ、御年21歳も種牡馬生活は継続”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2018年9月4日). 2020年3月28日閲覧。
- ^ “サクラサクラサクラ”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “パフォーマンス”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “トキノエクセレント”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “ブライトシンプー”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “ハッピースプリント”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “フューチャースター”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “ダンシング”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “ミスミランダー”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “ヤマノカミ”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “ダダッコ”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “フウジン”. JBISサーチ. 2017年11月15日閲覧。
- ^ “マイメン”. JBISサーチ. 2018年4月9日閲覧。
- ^ a b c “アッミラーレ 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年3月28日閲覧。
- ^ a b “アッミラーレの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年3月28日閲覧。
外部リンク