アゾキシストロビン

アゾキシストロビン
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IUPAC名

Methyl (2E)-2-(2-{[6-(2-cyanophenoxy)pyrimidin-4-yl]oxy}phenyl)-3-methoxyacrylate

別称
  • Azoxystrobine
  • アゾキシストロビン
  • メチル=(E)-2-{2-[6-(2-シアノフェノキシ)ピリミジン-4-イルオキシ]フェニル}-3-メトキシアクリラート
識別情報
CAS登録番号 131860-33-8
PubChem 3034285
ChemSpider 2298772
日化辞番号 J588.357A
DrugBank DB07401
KEGG C18558
ChEBI
ChEMBL CHEMBL230001
特性
化学式 C22H17N3O5
モル質量 403.39 g mol−1
密度 1.34 g/cm3
融点

116 °C

危険性
安全データシート(外部リンク) 職場の安全サイト
関連する物質
関連物質 メトキシ基
アクリル酸
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

アゾキシストロビン(英: Azoxystrobin)はストロビルリン（英語版）系の殺菌剤。カビから農作物を守るために使われる。食品添加物の場合は防カビ剤。

異性体

E体とZ体がある

作用機構

ミトコンドリアの呼吸鎖(電子伝達系)に存在する複合体IIIを阻害することで、ATPの生合成を抑える。(ただし、代替酸化酵素が存在するため完全に止めることは出来ない)

法的規制

日本

食品衛生法違反事案

2018年4月3日 豪州から輸入の大麦について「食品衛生法上の基準値を超えて検出（基準値0.5 mg/kgに対して2.0 mg/kg）された」ことが農林水産省より公表された。[3]

参考文献

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “新旧対照条文” (pdf). 「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令」について. 環境省. 2018年4月3日閲覧。
  2. ^ “新旧対照表” (pdf). 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令について. 経済産業省. 2018年4月3日閲覧。
  3. ^ “豪州産輸入大麦に関する食品衛生法違反事案について”. 農林水産省 (2018年4月3日). 2018年4月3日閲覧。

外部リンク