よん駒!
『よん駒!』(よんこま!)は、原作:maa坊、漫画:みやびあきのによる日本の漫画作品。『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2014年第17号から不定期連載中。単行本は2014年5月24日現在1巻まで発売中。話数表記は「第○局」。 俗に言う「学園将棋4コマ漫画」。将棋好きの高校生の少年が、高校入学を機に将棋部へ入部するも、奇想天外で残念な女子部員との交流に巻き込まれながらも、過去に将棋で遊んだ幼馴染を探すために奮闘していく物語。将棋部員の不真面目な対局場面が多いギャグ描写が特徴で、中には実在した将棋棋士が幽霊となって部員に憑依して対局するなどといったブラックジョークも盛り込まれている。なお、本作自体はギャグが根幹となっているため、将棋をよく知らない人でも読みやすい作風で描かれている。 原作者のmaa坊は、子供の頃から将棋好きで、漫画原作者となった現在では「将棋漫画を描くとは思わず、こういう形でこういう形で将棋に関われるのは幸せです。」と感想を述べ、作画のみやびあきのは「maa坊のおかげで将棋業界に詳しくなり、棋譜はさっぱりだが将棋棋士の話はドラマもユーモアもあって面白い」と感想を漏らしている[1]。なお、単行本1巻発売時の帯にて、将棋プロ棋士の広瀬章人八段が推薦コメントを寄せている。 あらすじ将棋暦10年の将棋好きの少年・白鷹レオは、幼少時代に将棋で遊んだ幼馴染との再会を望み、歩成高校の入学を機に将棋部へ入部するも、そこにいたのはクセ者ぞろいの女子部員ばかりであった。将棋の駒を「デコる」ことが好きなギャルで、将棋は素人ながらも絶大な強さを持つ将棋部部長・琥須女きらり、将棋の駒をしばしば擬人化して妄想する腐女子で和服少女の将棋部副部長・藤原萌々、将棋の駒を武器のように扱う、もしくは手の込んだ細工を施す忍者・お凛、将棋は素人で霊能力で故人のプロ棋士を降霊させ代打ちさせる人見知りの激しい少女・占島うらら、熱血で涙もろく、特攻服を脱ぐと乙女になるスケバン教師で将棋部顧問・逢魔ヶ時冥夜に巻き込まれながらも、幼馴染との再会を兼ねて将棋大会に向けて奮闘する。 登場人物歩成高校
書籍
出典
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