ぬく森の郷
ぬく森の郷(ぬくもりのさと)は、富山県南砺市小又にある、福光医王山温泉(福光小又温泉[1])を使用した温泉施設。株式会社ぬく森の郷によって運営されている[2]。 特徴県下随一、北陸最大級(約500m2、32畳)の大露天風呂が特長である[3](岩を高めに積み上げ竹垣で囲んだ露天風呂も存在しており、1週間ごとに男湯と女湯が入れ替わる)。露天風呂からは医王山、桑山、倶利伽羅峠、宝達山などの山並みが眺められるほか、露天風呂としては珍しく屋根付きの洗い場も存在する。 歴史元々は上水道の水源確保のため1996年より掘削を始めたのが最初である。結果、水温22℃の鉱物的成分が含まれた水が湧き出たことから、温泉としての追加調査が実施され、水温45.5℃、水量毎分250リットルの温泉の掘削に成功した[4]。 その後、2000年4月に着工、2001年4月25日に福光町によって開湯し(総事業費5億6,000万円)[5]、2018年5月30日に民営化された[2]。 2024年1月1日に発生した能登半島地震により、露天風呂がひび割れ、機械室のポンプや配管も破損するといった被害が発生した。その後は内風呂のみ営業を続けていたが、同年5月に露天風呂が復旧した[6]。 泉質温泉街木造一部鉄筋コンクリート造り平屋建て1,234m2で[5]、砺波平野に多く見られる吾妻建の大きな家屋をイメージした温泉施設が存在し、温泉浴場以外では研修用の大小個室、多目的ホール、会議室、レストラン、売店(周辺地域の菓子などの特産品のほか、農産物も販売されている)を備える。 温泉地周辺には医王山登山口やイオックス・アローザ(スキー場)が存在する。 アクセス
脚注
参考文献
関連項目外部リンク |