とんだ災難 (トムとジェリー)『とんだ災難』(とんださいなん、原題:The Brothers Carry-Mouse-Off)は、『トムとジェリー』の短編作品の一つ。1965年製作。制作はチャック・ジョーンズ。 作品内容リビングの中にプールを作り、デッキチェアでくつろぐジェリー。と、ビーチパラソルに仕込まれたレーダーが「トムの来襲」を察知した。こうしていつもどおりのドタバタが始まる。しかし手強いジェリーに散々翻弄され、トムはコテンパン。 悔しがるトムは考えた末、着ぐるみで巨大な雌ネズミに変身。ジェリーを誘惑しようとする。あっさりとジェリーを虜にしたものの、そこへジェリー以外の雄ネズミまで大量に寄り集まり「マドンナ」を巡って大喧嘩。これはたまらないと逃げ出したトムだったが、ファスナーが壊れて着ぐるみが脱げない。挙句、今度は腹を空かせた野良ネコどもが群がって…。 ネコたちにどこまでも追いかけ回される「巨大ネズミ」と、その光景を木の上から見届けるジェリーだった。 備考本作のエンディングでは、ジェリーの傍の木に彫られたハートの中に「The End」の文字が描かれた独自の演出が用いられている。 登場キャラクター
日本でのテレビ放映1980年頃、日本テレビ系『木曜スペシャル・おかしなおかしな トムとジェリー 大行進』の枠内で放映され、その後も再放送された。DVDにも収録。 |