ともちゃん家の5時
『ともちゃん家の5時』(ともちゃんちのごじ)は、1999年10月から2010年3月まで山梨放送で毎週土曜日に生放送されていた情報バラエティ番組。 小学生の「ともちゃん」「なおくん」とその家族が山梨県内のグルメ情報やおすすめスポット情報などを紹介。2005年10月1日に放送300回目を迎えた。 2009年3月までは17:00 - 18:00に放送されていたが、同年4月に『NNN Newsリアルタイムサタデー』が30分繰り上げで17:30開始となったことから、本番組の放送時間もそれに合わせて16:30 - 17:30になったが、番組タイトルに変更は無かった。ナイター中継が18:30から放送される場合など、その日の編成によっては放送時間が1時間30分 - 30分ほど前に変更されることもある。その場合でも番組タイトルは『ともちゃん家の5時』のままだった。 2008年日本民間放送連盟賞「特別表彰部門・青少年向け番組」最優秀賞受賞 出演者北口家ともちゃん家の設定上の苗字は北口(きたぐち)。番組中に使用される地図の中に山梨放送(山梨文化会館)が含まれていると、その場所がともちゃん家(北口家)であるとされることがある。ともちゃん、なおくんは一般人のため本名は公開されていない。 ともちゃん、なおくんの募集は2年6か月ごとに行なわれていた。そのため、今までのともちゃん、なおくんは2年6か月間出演して番組を卒業している。ただし、初代のなおくんは5年間出演し、4代目ともちゃんと3代目なおくんは3年間出演した。末期のともちゃん、なおくんの出演は2007年4月7日から。父、母、祖父、祖母の出演は同年10月6日から。
山梨放送アナウンサーレギュラーは次の通り。 以下のアナウンサーはテーマによってもしくは代理として出演することがあった。
途中降板した出演者北口家(1999年10月 - 2007年9月29日)
山梨放送アナウンサー
番組開始当初中継担当は櫻井・前田・酒井の3人の持ち回りだった。 放送末期のコーナー一覧ぐるぐる幼稚園保育園めぐり番組冒頭に行われていたコーナーで、県内の幼稚園や保育園の紹介と園児たち(クラス単位)に「ともちゃん家の5時、始まるよ!」と言ってもらっていた。2007年10月のリニューアル以前のタイトルコールをそのまま引き継いだコーナー。リニューアル前の2005年10月22日放送分では、東海大甲府高の村中恭兵投手(同年のプロ野球ドラフト会議でヤクルトスワローズに1巡目指名された)など、園児以外がタイトルコールをする場合もあった。 2007年10月6日放送分からは、番組リニューアルによって番組タイトルのCG・タイトルロゴ・BGMが変更されていた。 特集番組のメインコーナー。各回のテーマに沿って進行していく。食べ物の特集が圧倒的に多い。 回によっては、「山梨県民が選ぶ○○グランプリ」などと題して県民が投票したお薦めの場所・店を紹介することがあった。その際には数回前の放送で告知をし、視聴者からの投票を受け付けていた。投票は山梨県内の場所・店には限られていないことがほとんどなので、近県の場所・店が紹介されることもあった。 紹介した店の情報(定休日や場所など)は、VTRの最後やスタジオで出演者がその店について話しているときに画面下部に表示される。2007年9月までは進行役のアナウンサーがフリップを持って詳しく解説していた。 2006年3月4日放送分では「音楽を10倍楽しむ方法」と題し、青島広志を招いた。青島が山梨放送の番組に出演するのは、『ゆうひのジャングル』に続いてこれが2回目である。 原ゴノミCHECK特集で取り上げた内容の一部を原が詳しく解説するコーナー。番組リニューアル前に実施していた「ハラハラのドキドキ大調査」の後コーナー。 ともちゃん家のもっと山梨山梨県の各地(平成の大合併前の旧市町村単位)をピックアップし、その地域の住人にその地域のお薦め、自慢などを聞くコーナー。内容は『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』の「日本列島ダーツの旅」に近い。下記の中継コーナーと料理コーナーを内包することもあり、このコーナー自体が特集に内包されることもあった。 中継山梨県内のお薦めスポットなどを中継担当者が紹介するコーナー。番組中に随時(大きく分けると3回)放送される。その回のテーマによってはそのテーマに関係のある場所を紹介することがある(テーマが「県民が選ぶ○○ランキング」のときは第1位になった場所を中継を交えて発表するなど)。 毎年8月に放送される『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』開始前の回では、中継場所は山梨放送が『24時間テレビ』でローカル放送を行なうイベント会場になることが多く、内容も『24時間テレビ』の紹介になっていた。 中継設備等の関係で、このコーナーはハイビジョン撮影ではない場合があった。その場合、地上デジタル放送では左右に番組タイトルロゴなどが書かれたサイドパネルが表示されていた。このサイドパネルには主に黄色系統の色が使われていたが、中継場所によっては別の系統の色が使われることもあった(桜の名所からの中継ではピンク色など)。
料理コーナー特集や「ともちゃん家のもっと山梨」に登場した人を北口家に招いて料理を作ってもらうコーナー。コーナータイトルは放送回によって変わっていた。2007年9月までのコーナー名は「(一言+)○○(料理名)を作っちゃおう!」通常、ともちゃん、なおくん、お母さん、お婆ちゃんが手伝いをする。お母さんが出演できない場合などには代わりにお父さんが手伝う。 調理中、おじいちゃんは番組セットに残っているが、お父さんは画面に映らない場所にいることがあった。また、お母さんなどが途中でおじいちゃんに一言話しかけることがあった。 ともとしんじいちゃんのNEXT WEEKエンディング後に行われていたコーナー。ともちゃんが次回放送予定のテーマを英語で紹介してから、おじいちゃんがウクレレを弾きながらテーマに関する歌を歌う。歌詞の最後は(やんなっちゃった節に近いメロディで)「あ〜ああ、見なくっちゃ。あ〜ああ、また来週」となることが多かった。 おじいちゃんの主演でない回ではコーナータイトルは「ともとしんごパパのNEXT WEEK」になり、おじいちゃんの代わりにお父さんが担当していた。その際に、お父さんはウクレレを弾いている真似をしながら歌っていた。 とものときめきスマッシュともちゃん(4代目)がときめいたものを直接見て、触れて伝えていたコーナー。コーナータイトルの「スマッシュ」は、ともちゃん(4代目)の特技の一つがテニスであることから名付けられた。このほか、なおくんがメインを務めるコーナーも放送された。 過去のコーナーとものとっても好奇心ともちゃん(当時3代目)が各地に出向いて県内で注目の部活動や人気スポーツなどを体験するコーナー。卒業に伴い終了した。 トミーの勝手に教養講座トミーこと富田智美がその回のテーマに関係のある事柄について詳しく解説していたコーナー。元はカレー紹介のときの即席コーナーで、不定期に放送されていたが、現在では毎回放送されていた。スタジオ内の黒板にフリップを張り付けながら進行していく。第1回目の放送は2000年1月22日。進行中にお父さんに鋭いツッコミを入れられることが多かった。このコーナーでは富田は白衣と眼鏡を装着していたが、この衣装もコーナー開始当時には即席のもので、眼鏡は100円均一の老眼鏡のレンズを外したもの、白衣は山日YBSグループ(山梨文化会館)の医務室のものを使用していた。 ここで解説された内容は、8日後の日曜日の山梨日日新聞でも確認することができた。また、山梨放送の携帯サイト内にあった「トミーの新発見」でも要約された内容で確認できる場合があったが、富田のアナウンサー日記のような内容で書かれていることもあった。 また、山梨放送のフリーペーパー『kitaguchi』では、「トミーの勝手にデジタル教養講座」と題して地上デジタル放送に関する教養講座を連載していた。この記事にはともちゃん・なおくん(当時3代目・2代目)も写真で登場した。 2006年1月21日のハンバーグ特集の回は、ともちゃん・なおくん(3代目・2代目)のハンバーグ作りの進行に合わせる形で「トミーの勝手にミニ教養講座」として分割放送した。 2007年1月5日深夜に放送の『暗闇で逢いましょう』では、番組の枠を超えてほぼ全編でこのコーナーが放送された。富田が同番組に出演していたために実現した企画だが、北口家は登場しなかった。 ハラハラのドキドキ大調査原香緒里がその回のテーマに関係のある事柄について詳しく解説していたコーナー。「トミーの勝手に教養講座」の後コーナーとして2007年7月7日放送分から実施。 「トミーの勝手に教養講座」では黒板にフリップを貼り付けて紹介していたが、このコーナーではスタジオに設置されたディスプレイに図示を表示しながら紹介する。 番組開始から20 - 30分後に開始することが多かった。 原がコーナータイトルを叫んだ後に、おじいちゃんが紹介するテーマに関係する歌を歌うことが恒例となっていた。歌詞は毎回テーマに沿ったものに変えられていた。歌詞はお父さんが作詞することもあった。 とものてんきにな〜れともちゃんと進行役のアナウンサーが明日の天気を紹介する数5秒程度のコーナー。当初はエンディングの終了後に行われていたが、途中からエンディングの最後に行われるようになった。ともちゃんの鋭い発言で富田が返せなくなることがあった。 ともちゃん(当時3代目)が修学旅行で番組を休んだ2006年4月29日放送分では「なおのてんきにな〜れ」と題し、なおくん(当時2代目)が代役を務めた。 番組のセット番組で使用されるセットは、畳が敷かれ、炬燵のある一般家庭の居間を模した物となっている。画面手前には縁側もあった。居間の窓から見える木の枝は、季節によって装飾が変わっていた(柿の木のようで、秋には柿の実が付いていた)。そして一家の背後には、YBSのマスコットキャラクタのモモオ・モモッチ・フルルのぬいぐるみや小物が置かれていた。 画面左側には大型のディスプレイが設置されていて、一部のコーナーで使用していた。大型ディスプレイのさらに手前、画面左側に立っている電柱には来週・再来週のテーマに合わせたポスターが貼られていて、番組開始時に少し、終了間際に画面左側に数秒映し出されていた。背景のディスプレイは、2006年7月1日放送分から山梨放送が正式に地上デジタル放送を開始したため、デジタル放送対応のディスプレイと交換された。 2007年7月7日放送分から掛軸などがあった場所に大型のディスプレイが設置されたため、周辺の装飾も変更された。それ以前に設置されていた掛け軸はおじいちゃんの直筆で、時々新しいものに掛け替えられていた。また、小型のディスプレイもセットから取り外された。 セットの一部には、季節に合わせてひな人形などが置かれていることがある。また、山梨放送が宣伝をしているイベントに関わる小物が置かれていることもある。 データ放送地上デジタル放送のデータ放送では、番組で紹介した店の情報や番組で作った料理のレシピなどを見ることができた。 備考・その他
外部リンク
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