つきしま (掃海艇)

つきしま
基本情報
建造所 日立造船神奈川工場
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇(中型掃海艇)
級名 うわじま型
艦歴
発注 1990年
起工 1991年5月27日
進水 1992年7月23日
就役 1993年3月17日
最期 八代港にて解体処分
除籍 2012年3月21日
要目
排水量 基準 490トン
満載 570トン
長さ 58.0m
9.4m
深さ 4.2m
吃水 2.9m
機関 CODOE方式
主機 三菱6NM-TA(B)Iディーゼル × 2基
出力 1,800PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 14ノット
乗員 45人
兵装 JM61-M 20mm多銃身機銃 × 1門
搭載艇 4.9m型複合作業艇 × 1隻
ジェミニ・ディンギー処分艇 × 1隻
レーダー OPS-39-Y 対水上捜索用
ソナー ZQS-3-1 機雷探知機
その他 機雷処分具S-7 1形
53式普通掃海具(O型)改6
85式磁気掃海具S-6
71式音響掃海具S-2改1
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つきしまローマ字JS Tsukishima, MSC-674)は、海上自衛隊掃海艇うわじま型掃海艇の3番艇。艇名は築島に由来する。

艦歴

「つきしま」は、平成2年度計画掃海艇374号艇として、日立造船神奈川工場で1991年5月27日に起工され、1992年7月23日に進水、1993年3月17日に就役し、第2掃海隊群第21掃海隊に編入され横須賀に配備された。同年12月15日、第2掃海隊群隷下に第22掃海隊が新編され、同日付で就役した「まえじま」とともに編入された。

1997年3月19日、隊番号の改正により第22掃海隊が第2掃海隊に改称。

1999年3月16日呉地方隊阪神基地隊所属の第42掃海隊に編成替え。

2009年8月7日午前8時25分頃、兵庫県神戸市ポートアイランド沖で土砂運搬船に積んでいた土砂の中から砲弾が発見されたため、神戸海上保安部から阪神基地隊に連絡があり、現場で日本軍のものとみられる砲弾、ロケット弾、機銃弾など236発を回収した。

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による東日本大震災に対し、災害派遣される。

2012年3月21日、除籍。

参考文献

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)

関連項目