うわじま (掃海艇)

うわじま
基本情報
建造所 日本鋼管鶴見製作所
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇(中型掃海艇)
級名 うわじま型
建造費 132億2,900万円
艦歴
発注 1988年
起工 1989年5月18日
進水 1990年5月23日
就役 1990年12月19日
最期 解体処分
除籍 2010年6月24日
要目
排水量 基準 490トン
満載 570トン
長さ 58.0m
9.4m
深さ 4.2m
吃水 2.9m
機関 CODOE方式
主機 三菱6NM-TA(B)Iディーゼル × 2基
出力 1,800PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 14ノット
乗員 45人
兵装 JM61-M 20mm多銃身機銃 × 1門
搭載艇 4.9m型複合作業艇 × 1隻
ジェミニ・ディンギー処分艇 × 1隻
レーダー OPS-39-Y 対水上捜索用
ソナー ZQS-3-1 機雷探知機
その他 機雷処分具S-7 1形
53式普通掃海具(O型)改6
85式磁気掃海具S-6
71式音響掃海具S-2改1
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うわじまローマ字JS Uwajima, MSC-672)は、海上自衛隊掃海艇うわじま型掃海艇の1番艇。艇名は宇和島に由来する。

艦歴

「うわじま」は、昭和63年度計画掃海艇372号艇として、日本鋼管鶴見造船所で1989年5月18日に起工され、1990年5月23日に進水、1990年12月19日に就役し、同日付で第2掃海隊群隷下に新編された第21掃海隊に「いえしま」とともに編入され、横須賀に配備された。

1997年3月19日、隊番号の改正により第21掃海隊が第4掃海隊に改称。

2000年3月13日大湊地方隊函館基地隊第45掃海隊に編成替え。

2005年8月4日ロシアペトロパヴロフスク・カムチャツキー沖で浮上できなくなったロシア深海救難艇AS28の救助に潜水艦救難母艦、「ちよだ」掃海母艦「うらが」、掃海艇「ゆげしま」とともに派遣される。空輸されたイギリス無人潜航艇が救出に成功したため同月7日に帰投する。海上自衛隊として初の国際救難任務である。

2009年6月20日から6月29日硫黄島周辺海域で平成21年度実機雷処分訓練に参加。

2010年6月24日、除籍。

参考文献

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)

関連項目