すばる (企業)
株式会社すばるは千葉県鎌ケ谷市にある図書館業務を受託する企業である。以前はすばる書店や多田屋(ただや)を経営していた。 図書館事業千葉県鎌ケ谷市と流山市の市立図書館の業務請負を行っている[1]。 沿革
旧会社概要すばる1976年6月に都賀駅前にすばる書店都賀店を開店したのが始まり。その後千葉県内に数店舗を開店し業要を拡大した。1987年3月にカルチュア・コンビニエンス・クラブのFC加盟を契機に複合型書店を千葉県・茨城県に開店していった。平成期に入ってからはショッピングセンター内への出店にも注力していた。出店は千葉県全域を基本とし、本社のある東葛地域中心のドミナント戦略をとっていた。後述する多田屋は、創業地である東総地区および千葉市内を基本としていたため、事実上ブランド名の棲み分けがされていた。ブラス株式会社への合併後は閉店やTSUTAYAへの転換が行われた。 多田屋「株式会社多田屋」本社は初代・2代目法人とも東金市に存在する。1805年(文化2年)に筆・墨を扱う「盛松館・多田屋書肆」を千葉に開業したのがはじまり。かつては東葛地区にも店舗を有していたが、主に東総地区に特化した形となっていたほか、千葉市などにも「多田屋」ブランドの書店が営業していた。 現存する株式会社多田屋(2代)はすばると同じくブラス株式会社の子会社で主に外商事業を行う[10]ほか千葉県で3店舗(東金市、千葉市、袖ケ浦市)を営業している。 なお、匝瑳市に本社があった[11]「多田屋株式会社」(前株と後株の違いがある)も「盛松館・多田屋書肆」がそのルーツではあるが、1887年(明治20年)に多田屋書肆の隣に開業した洋品店が、後に書籍販売に展開したものである。そのため、上記のすばるグループの「多田屋」とは別の企業であり、店舗ブランドも「TADAYA」として展開していた。こちらも東総地区を中心に複数店(香取市や千葉市、旭サンモールショッピングセンター)を展開していたが、2015年から翌年にかけて、香取市の店舗は上記の(株)多田屋に譲渡、旭サンモール店は閉店、千葉市の店舗は書籍を閉店し、DVDレンタルを他社に譲渡して撤退した[12]。残された八日市場の本店も2022年12月末に閉店となった[13]。 なお、千葉市には「多田屋」「TADAYA」の両方が存在した。千葉テレビ放送で年に1度『八日市場八重垣神社祇園祭』特番などでCM放映していたのはこちらの多田屋である。 脚注
外部リンク【参考】
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