さもあり
さもありは、日本のAV監督。実業家。AV監督としては「甘サド[1]」というジャンルを確立。『E+グループ』CBO(Chief Branding Officer)最高ブランディング責任者としても活躍している。風俗店のプロデューサーの顔も持つ[2]。 略歴フランス在住のファッション系スチールカメラマンをしたのち[3]、帰国後はカメラマンの仕事をしつつハプニングバーなどエロ産業でも勤務。やりたいことが全部かなえられる仕事に就きたいと2016年にAVメーカー・ROCKETでの監督デビューを経て[4]、28歳の時にワープエンタテインメントに入社。約3年間社員監督を務めたのちに独立。監督が作品ブランディングに取り組める環境だったことから「僕はワープじゃければAV監督になれなかった」[5]とのちのインタビューで述べている。フリーランスとなってからは男の乳首を攻める「チクシャッ」作品で2020年から2021年にかけてブレイク。2021年6月には白泉社の漫画雑誌『ヤングアニマル』でインタビューを受け掲載された[6]。 2022年3月、集英社『週刊プレイボーイ』2022年エロデミー賞において監督賞受賞[7]。M男ブームを作ったこと、女優の事後インタビューを冒頭に持ってくる演出などが評価された[7]。 人物生来のM気質を自認しており、かつては女王様に乳首を針で刺されたことがある[8]。ドキュメンタリー風作品を撮ることが多いがドキュメンタリーが撮りたいわけではなく、感情移入しやすい演出を求めた結果とインタビューでは答えている[8]。 ファッション系の現場出身だけに撮影現場ではスタイリストも兼業することが多く、「AVは脱いだら終わり」がモットー[8]。パッケージ写真はプロデューサーの意向が反映されるものの、SNSでの拡散したいことも含め服を着た写真が好みであるという[8]。勝てないと思ったカメラマンにレン・ハンを挙げている[3]。 「チクシャッ」系作品では撮影順や香盤などが書かれた一般的な台本とは別に、乳首の攻め方をレクチャーした資料集のような台本を用意している(作品によってはその説明の様子も収めている)。 特徴的な監督名はハプニングバー勤務時代のスタッフネームに由来する[9]。 痴女ものを得意とするAV監督の真咲南朋とは、真咲はさもありの、さもありは真咲の作品を悪く言っている、という作り話が業界内に流され、お互い直接話した事も無かったにも関わらず、その噂話をきっかけに不仲になっていたが、その状況を見かねた共通の知り合いであるプロデューサーが間を取り持ち、二人をランチに誘い直接会話を交わしたことによりお互いの誤解が氷解。その後、さもありの誕生日作品『ココは天国or地獄?! 無限射精! 無限メスイキ! 無限乳首責め! 無限寸止め! 全M男が夢みる中出しハーレム誕生日会』に真咲が出演し、さもありのアナルを掘ったのをきっかけに仲良くなり交流を持つようになった。さもありはその後の二人の関係値を真咲が上で、自分が子分とインタビューで明かしている[10]。 おもな監督作いずれもシリーズ作品すべてを担当。
脚注
外部リンク
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