からす組
『からす組』(からすぐみ)は、1929年(昭和4年)に発表された大佛次郎による日本の小説であり[1]、同作を原作とし、1930年(昭和5年)に阪東妻三郎プロダクションが製作し、犬塚稔が監督した日本のサイレント映画の剣戟映画である[2]。 略歴・概要小説の初出は、1929年(昭和4年)1月30日の『國民新聞』夕刊であり、同紙での連載は同年末の12月20日までの全295回で、全篇にわたって長谷川路可が挿絵を描き、同年改造社から上梓された単行本は、挿絵のほか装丁も長谷川路可が手がけた[1]。 映画『からす組』は、阪東妻三郎率いる阪東妻三郎プロダクションが製作し、配給提携先の松竹キネマ(現在の松竹)が配給して1930年(昭和5年)5月9日に前篇、同年6月13日に後篇が東京・浅草公園六区の帝国館等で公開された[2]。 本作の上映用プリントは、現在、東京国立近代美術館フィルムセンターには所蔵されておらず[3]、マツダ映画社はそのリストに本作の題名が見当たらない[4]。現時点では、鑑賞することの不可能な作品である。 映画
『からす組』(からすぐみ)は、1930年(昭和5年)、阪東妻三郎プロダクション太秦撮影所製作による日本のサイレント映画である[2]。 スタッフ・作品データ
キャスト
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註
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