かいじゅう色の島
『かいじゅう色の島』(かいじゅういろのしま)は、はっとりみつるによる日本の漫画作品。『ヤングドラゴンエイジ』(KADOKAWA)にて、5号から連載中[1][2]。島を舞台として、伝奇と百合を絡めた作品である[3]。 『さんかれあ』のはっとりみつるが描く、伝奇×青春ストーリー[1][2][4]。『さんかれあ』はゾンビとラブコメをかけ合わせた作品であったが、『かいじゅう色の島』は伝奇と百合をかけ合わせている[3]。作中では鼓動を「こきゅん」と表現するなど独特の擬音語が使われる[3]。 作者のはっとりが三重県出身であり、離島が身近にあったことから企画が始まった[3]。季刊誌に掲載する漫画であるため、各話の発表間隔が長くなってしまうことから、2人の物語を深く掘り下げていくという方向性が定まり、百合を描くことが決まったのはその後である[3]。連載が始まった2018年は『やがて君になる』がヒットした年であり、これ以降、百合漫画の多様化が進行した[5]。 あらすじ![]() 舞台は2018年の夏[7]、「かいじゅうさん」の言い伝えがある離島[† 1]。島の中学生・千川棔(ちがわ こん)は、都会からやって来た一門歩流夏(ひとと ふるか)が海に転落するのを目撃し、彼女を助ける[2]。2人が目を覚ますと、「かいじゅうさんの穴」と呼ばれる洞窟の前で倒れていた[2]。ひとりぼっちだった2人は次第にひかれ合うが、島では不思議なことが起こり始める[2]。 登場人物
書誌情報
PV単行本1巻発売を前にして、2021年3月5日にアニメPVが公開された[2]。アニメーション制作は『トリニティセブン』のSeven Arcs[1]。声優を務めた東山奈央と上坂すみれが、演じた感想などを語った対談が3月9日発売の『月刊ドラゴンエイジ』に掲載された[2]。 脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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