おれんじホープ
おれんじホープ(ORANGE HOPE)は、四国開発フェリー(四国オレンジフェリー)が運航するフェリー。 概要今治造船今治工場で建造され、2005年1月に就航した。鉄道建設・運輸施設整備支援機構の共有建造制度を利用して建造された鉄道・運輸機構との共有船である[2]。 シップ・オブ・ザ・イヤー2005を受賞している[2]。 航路
設計四国開発フェリーの基本理念である「Safety」「Speedy」「Service」の「3S」をコンセプトに[2]、モーダルシフト推進のため、有人トラック輸送に重点をおいて建造された[2]。そのため、大阪南港~東予航路「おれんじ7」「おれんじ8」より旅客定員は大幅に減少している。 車両甲板は三層でシーソー式スロープウェイによって連絡されており、船首右舷と船尾にランプウェイを装備し[1]、合理的な配置により積載台数を従来と比べ48%増加させ荷役効率の向上を図った[2]。 旅客フェリーとしては珍しい1基1軸船であるが、軸発電機による航行を可能にすることで、主機関のトラブルに対して冗長性を確保している[2]。 船内船室客室は完全個室化を施し、快適な休息空間を確保する形となっている[2]。
設備
脚注外部リンク |