おしか御番所公園
おしか御番所公園(おしかごばんしょこうえん)は宮城県石巻市鮎川浜にある公園[2]で、ただ単に御番所公園とも表記される。南三陸金華山国定公園の中にあったが、2015年3月31日、南三陸金華山国定公園が三陸復興国立公園に編入されたので、同国立公園内にあることになる[3]。 概要牡鹿半島に1971年(昭和46年)4月1日に有料道路として開通し、1996年(平成8年)4月に無料開放となった宮城県道220号牡鹿半島公園線(牡鹿コバルトライン)の南端にあり、公園中央の一番高い位置には、六角形の展望棟があって牡鹿半島の全景、金華山、網地島、田代島、太平洋の大海原など、360度パノラマの眺望が楽しめる[4]。標高188mの御番所山の頂上付近に位置する。 江戸時代に仙台藩が「唐船」の襲来に備えて設置した見張り所(仙台藩唐船番所)[5]が復元されている。 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の際は、潮が引き金華山までの海の底が現れ、牡鹿半島と金華山は陸続きのようになった。そのあと津波が襲来した。当公園では、地割れが生じたり、建造物にも被害が出たため、その後長期に渡って閉鎖されていたが、現在は牡鹿コバルトライン共々、2014年4月には全面復旧した。展望棟は円形だったものを取り壊し新しく立て直したもので[6]六角形の外観が特徴、2階には、いすとテーブルを配置し飲食も可能である。東日本大震災前は年間2万人の訪問があった。1992年(平成4年)の開園で、四半世紀の歴史があり、入園は自由。 施設・設備アクセス周辺の見所
脚注
外部リンク
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