あわら湯のまち駅
あわら湯のまち駅(あわらゆのまちえき)は、福井県あわら市二面にある、えちぜん鉄道三国芦原線の駅である。駅番号はE40。 路線名にも冠される同線の主要駅で、芦原温泉の玄関口の一つ。 歴史
駅構造相対式2面2線のホームを有する地上駅[4]。駅舎はホームの北側にあり、手前側の1番線が福井方面行き、構内踏切を渡った先の南側・2番線が三国港方面行きである。 レンガ造風で平屋建ての駅舎は京福時代からのもので、えちぜん鉄道のペナントが吊るされた屋根と待合室、コインロッカーがある。有人駅で[17][18]、改札口隣の表玄関左側にはあわら市観光案内所の「あわら温泉情報処 おしえる座ぁ」が併設されていて売店も兼ねている。かつては待合室に京福マートという売店があった。 この駅舎は1975年に建て替えられたものだが、当時は京福電鉄だけでなく国鉄バス金津三国線(国鉄三国線廃止代替、1987年廃止)も使用した合築駅舎であり、国鉄中部自動車局も費用を負担していた[19]。 駅裏にはホームを跨ぐ自由通路がある。 列車交換が可能で電車は左側通行で進入する。2番線は両方向に出発信号機があるが、1番線は福井方面のみ出発信号機がある。朝1本のみ設定されている福井方面当駅始発列車(回送列車として入線)は2番線から発車する。 駅舎西側(構内踏切近く)に夜間・早朝通用口(出入口)があり、駅の営業時間外はこちらを利用する(駅の営業時間内は施錠されている)。 のりば
利用状況1日の平均乗降人員は以下の通りである。[20]
駅周辺芦原温泉街の南端に位置し、駅の北側には広範囲にわたって旅館が立つ。そのほか、南側を中心に閑静な住宅街も広がっている。 東方約4 kmの場所に北陸新幹線・ハピラインふくい線の芦原温泉駅があり[13]、そちらから路線バスまたは旅館の無料送迎バスに乗り換えた上で芦原温泉を訪れる遠距離の旅行客も多く、当駅を利用する旅行客は多いとは言えない。ただし温泉街には当駅の方が近い[9][13]。また、駅前のロータリーから当駅と芦原温泉駅や東尋坊などを結ぶバスの停留所もあることから、電車やバスの到着直後は三国駅と並んで三国芦原線の福井市外の駅で最も賑わいを見せる。 駅舎内ではレンタサイクル(えちぜん鉄道)と、電動アシスト自転車・立ち乗りスクーター(あわら温泉湯巡号「権チャリ」レンタサイクルプロジェクト)も用意されている。駅前広場を挟んで反対側には有料と無料のパークアンドライド駐車場(あわら市営)、無料駐輪場(あわら市営)がある。
バスのりば駅舎の正面に1番のりば、進行方向後方へ順に2番のりば、タクシーのりばを挟んで3番のりばと続く。
乗合タクシー隣の駅
かつて存在した路線
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
|