杉原 重長(すぎはら しげなが)は、但馬国豊岡藩の第2代藩主。
生涯
元和2年(1616年)、江戸で初代藩主杉原長房の長男として生まれる。寛永6年(1629年)、父の死去により家督を継いだ。寛永21年(1644年)10月28日、29歳で死去する。
重長には娘が1人いるだけで男児がいなかったため、父・長房の外孫に当たる重玄(交代寄合・竹中重常の三男)を養嗣子に迎え、自分の一人娘を娶わせることで跡を継がせようとしたが、この末期養子は認められず、重長の死後、豊岡藩は2万石から1万石に減知された上で重玄の家督相続が認められた。
系譜
杉原氏 豊岡藩2代藩主 (1629年 - 1644年) |
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杉原家 |
- 杉原長房1600-1629
- 杉原重長1629-1644
- 杉原重玄1645-1653
- 無継嗣改易、廃藩。領地は一時天領に。
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京極家 | |
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