X (カセットテープ)
X (エックス) はかつてソニー(現・ソニーグループ)が製造、販売していたコンパクトカセットの名称である。 概要1991年(平成3年)に販売が開始され、「デザインできるカセットテープ"CANVAS WINDOW"」として発売され、以前よりハーフの描けるスペースが広くなっている。 当初はノーマルポジション用とハイポジション用のみが発売されていたが、1992年(平成4年)には1代限りとなるものの、メタルポジション用も追加発売された。 ランクはPS(AXIA〈富士フイルム〉)、XL(日立マクセル)などと並ぶと考えられる。 同じようなデザインは1993年(平成5年)あたりまで使われ、1995年(平成7年)にSTAMINA X(スタミナ エックス)としてBS(バッテリーセービングメカニズム)を採用したウォークマンの電池を長持ちさせることが可能なものが発売された。変更に伴ってタッピングネジ(タッピングビス)でハーフを固定していたところを超音波融着に変更。 1997年(平成9年)には白ハーフに変更し、Purestyle X(ピュアスタイル エックス)として生まれ変わり、ローマ数字表記はこれで最後となった。 1998年(平成10年)にはXtune(エックスチューン)が発売され、Iが1、IIが2に移り変わった。Xではあるものの、XS(Xの上位商品)という説もあるためはっきりとしない。この世代をもってXはリニューアルを終了し、2000年(平成12年)末までに販売終了となった。 ラインアップノーマルポジション(IEC TYPE I)
ハイポジション(IEC TYPE II)
メタルポジション(IEC TYPE IV)
CM参考文献
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