WJBL 2007-08(第9回Wリーグ)は、2007年10月5日から2008年2月28日まで、日本各地で行われたバスケットボールリーグである。
富士通レッドウェーブが初優勝を果たし、1980年代より続いたJOMO・シャンソン2強時代に終止符を打った。
参加チーム
Wリーグ
W1リーグ
試合方式
レギュラーリーグ
- W、W1とも4回戦総当たりのリーグ戦を戦う。
- 1月は全日本総合バスケットボール選手権大会による中断を経て、19日に再開される。
- Wリーグは上位4チームがプレーオフに進出する。W1リーグはレギュラーリーグのみで順位を決定する。
- Wリーグ最下位とW1リーグ1位は入れ替え戦を戦う。
プレーオフ(Wリーグのみ)
- レギュラーリーグ1位と4位、2位と3位の組み合わせで3戦2先勝方式のセミファイナルを戦い、勝者は5戦3先勝方式のファイナルに進む。
入れ替え戦
- 国立代々木競技場第二体育館にて3戦2先勝方式で行い、勝者は来季Wリーグ、敗者はW1リーグに属する。
結果
Wリーグ
レギュラーリーグ順位
順位 |
チーム名 |
成績 |
勝率
|
1 |
JOMOサンフラワーズ |
23勝5敗 |
.821
|
2 |
富士通レッドウェーブ |
22勝6敗 |
.786
|
3 |
トヨタ自動車アンテロープス |
19勝9敗 |
.679
|
4 |
シャンソン化粧品シャンソンVマジック |
15勝13敗 |
.536
|
5 |
アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス |
13勝15敗 |
.464
|
6 |
日本航空JALラビッツ |
11勝17敗 |
.393
|
7 |
日立ハイテク クーガーズ |
5勝23敗 |
.179
|
8 |
デンソーアイリス |
4勝24敗 |
.143
|
プレーオフ
セミファイナル
戦 |
勝者 |
スコア |
敗者
|
1 |
JOMOサンフラワーズ (レギュラーリーグ1位) |
77-65 |
シャンソン化粧品シャンソンVマジック (同4位)
|
2 |
81-72
|
1 |
富士通レッドウェーブ (同2位) |
93-70 |
トヨタ自動車アンテロープス (同3位)
|
2 |
79-68
|
ファイナル
戦 |
優勝 |
スコア |
準優勝
|
1 |
富士通レッドウェーブ |
70-65 |
JOMOサンフラワーズ
|
2 |
72-73
|
3 |
78-55
|
4 |
58-86
|
5 |
84-65
|
優勝・準優勝メンバー
[1]
優勝メンバー
|
準優勝メンバー
|
富士通レッドウェーブ
|
JOMOサンフラワーズ
|
|
|
最終順位
順位 |
チーム名
|
1 |
富士通レッドウェーブ
|
2 |
JOMOサンフラワーズ
|
3 |
トヨタ自動車アンテロープス
|
4 |
シャンソン化粧品シャンソンVマジック
|
5 |
アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス
|
6 |
日本航空JALラビッツ
|
7 |
日立ハイテク クーガーズ
|
8 |
デンソーアイリス
|
W1リーグ
順位 |
チーム名 |
成績 |
勝率
|
1 |
三菱電機コアラーズ |
13勝3敗 |
.813
|
2 |
トヨタ紡織サンシャインラビッツ |
8勝8敗 |
.500
|
3 |
エバラヴィッキーズ |
8勝8敗 |
.500
|
4 |
ビッグブルー東京 |
6勝10敗 |
.375
|
5 |
甲府クィーンビーズ |
5勝11敗 |
.313
|
入れ替え戦
戦 |
勝者 |
スコア |
敗者
|
1 |
デンソーアイリス (Wリーグ8位) |
86-79 |
三菱電機コアラーズ (W1リーグ1位)
|
2 |
70-69
|
WJBLアウォード
Wリーグ
部門 |
受賞者 |
チーム
|
プレーオフMVP |
矢野良子 |
富士通
|
レギュラーシーズンMVP |
大神雄子 |
JOMO
|
ルーキー・オブ・ザ イヤー |
櫻田佳恵 |
トヨタ自動車
|
コーチ・オブ・ザ・イヤー |
内海知秀 |
JOMO
|
ベスト5
ポジション |
受賞者 |
チーム
|
ガード |
大神雄子 |
JOMO
|
ガードフォワード |
田中利佳 |
JOMO
|
フォワード |
矢野良子 |
富士通
|
センターフォワード |
三谷藍 |
富士通
|
センター |
濱口典子 |
アイシンAW
|
リーダーズ
部門 |
受賞者 |
チーム |
記録
|
得点 |
濱口典子 |
アイシンAW |
21.08点
|
アシスト |
大神雄子 |
JOMO |
7.07本
|
リバウンド |
矢代直美 |
日本航空 |
11.75本
|
スティール |
大神雄子 |
JOMO |
2.39本
|
ブロックショット |
濱口典子 |
アイシンAW |
1.23本
|
フィールドゴール成功率 |
諏訪裕美 |
JOMO |
58.55%
|
フリースロー成功率 |
矢野良子 |
富士通 |
94.59%
|
3P成功率 |
矢野良子 |
富士通 |
50.00%
|
W1リーグ
部門 |
受賞者 |
チーム
|
MVP |
橋本和子 |
三菱電機
|
ルーキー・オブ・ザ・イヤー |
松元裕依子 |
甲府
|
ベスト5
ポジション |
受賞者 |
チーム
|
ガード |
橋本和子 |
三菱電機
|
ガードフォワード |
松元裕依子 |
甲府
|
フォワード |
丸山美樹 |
三菱電機
|
センターフォワード |
谷川奈穂 |
トヨタ紡織
|
センター |
江口真紀 |
三菱電機
|
リーダーズ
部門 |
受賞者 |
チーム |
記録
|
得点 |
松元裕依子 |
甲府 |
16.44点
|
アシスト |
橋本和子 |
三菱電機 |
4.94本
|
リバウンド |
松木豊子 |
甲府 |
10.94本
|
スティール |
松島有梨江 |
三菱電機 |
2.63本
|
ブロックショット |
養田恵子 |
東京 |
1.13本
|
フィールドゴール成功率 |
江口真紀 |
三菱電機 |
56.69%
|
フリースロー成功率 |
松角治夏 |
甲府 |
90.32%
|
3P成功率 |
花田裕香 |
トヨタ紡織 |
50.00%
|
備考
- 今大会初優勝を果たした富士通の中川文一ヘッドコーチはシャンソン化粧品時代と合わせてWリーグ史上初の2チーム優勝コーチとなった。また、矢野優子・良子姉妹もJOMO時代に優勝を経験しており、史上初の2チーム優勝を達成、妹・良子の2チームMVPも史上初。
脚注
関連項目