SIG SAUER P365
SIG SAUER P365とは、SIG・ザウエル&ゾーン社のアメリカ合衆国現地法人SIG SAUER社が設計した自動拳銃である。 概要2017年に発表された個人の護身用や警察など法執行機関のコンシールド(秘匿携行)向けの小型(マイクロコンパクト)自動拳銃である。 撃針はストライカー式、ポリマー製フレーム、スライドはステンレススチールを使用してナイトロン(Nitron)と呼ばれるPVD(物理蒸着法)のコーティングがされている。照門と照星には緑色のトリチウムを使用している。弾薬は強装弾の+P弾も使用できる。 マガジンは10発入りとフィンガーレスト付き12発入りの二種類がある。このマガジンは、上部2発は単列で3発目以後は複列になっている[1]。 2018年1月から販売が始まったが、スライドの閉鎖不良、銃身外面の偏磨耗を指摘するインターネットのレビューがあり[2]、スライドの閉鎖不良には新しいスプリングへの交換、銃身外面の偏磨耗はリリーフカットの追加の対策がとられた。また、照門と照星もSIGLITEからX-RAY3DAY/NIGHTへ変更された[3]。 2019年1月8日、全米ライフル協会(NRA)のShooting Illustrated Magazineで、2019 Handgun of the Yearのゴールデンブルズアイを受賞している[4]。 2019年スライドと銃身長が延長された'XL'、マニュアルセイフティ付きの'MS'と携帯性重視の'SAS'が追加された[5]。 派生型
脚注
参考文献
関連項目外部リンク |