J・D・リンド
ジェームス・ダグラス・リンド(英: James Douglas Lind、1985年2月19日 - )は、カナダ出身のカーリング選手、指導者。2013年から2022年まで日本カーリング協会ナショナルコーチを務め、現在はロコ・ソラーレヘッドコーチを務める。愛称は、JD[1]。2014年ソチオリンピック、2018年平昌オリンピック、2022年北京オリンピックと3つのオリンピックで日本代表チームを指導し、2018年平昌オリンピックでは女子チームを銅メダルに、2022年北京オリンピックでは銀メダルに導いた。 経歴選手としてジュニアからカーリングを始める。2004年、Twin Anchors Houseboats Vacations / Prestige Inn Classicでスキップを務め、準優勝[2]。2011年のWorld Financial Group ClassicではTeam Virtueのサードを務め、優勝[3]。2012年、Boston Pizza CupでTeam Virtueのサードとして、HDF Insurance Shoot-OutでTeam Thomasのサードとして、それぞれ銀メダルを獲得した[4][5]。 コーチとして2007年、カナダ・ジュニアカーリング選手権でTeam Thomasのコーチを務め、コーチとしてのキャリアをスタート[6]。2013年~2016年、北海道札幌市の北海道女子カーリングアカデミーでヘッドコーチとして3年間の講習を担当[7][8]。2013年から日本カーリング協会でナショナルコーチを務める[9][10][11]。 2014年のソチオリンピックでは、日本女子代表チームである北海道札幌市の北海道銀行フォルティウスのコーチを務め、5位入賞[12][13][14]。 2018年の平昌オリンピック[15]では、日本女子代表チームである北海道北見市常呂町のLS北見(ロコ・ソラーレ)のコーチを務め、男女を通じて初のメダルとなる銅メダルに導いた[16][17][18]。また、日本男子代表チームである長野県軽井沢町のスポーツコミュニティー軽井沢クラブのコーチを務め、8位入賞した[15][19]。 2022年の北京オリンピックでは、前回の平昌大会に引き続き、日本女子代表チームであるロコ・ソラーレのコーチを務め[20]、銀メダルへ導いた。 2022年9月30日付けで日本カーリング協会との契約解除により、ナショナルコーチを退任した。しかし、その直後の10月4日からロコ・ソラーレのヘッドコーチに就任した[21]。 人物2016年に結婚し、息子が1人いる。また、カナダ・アルバータ州南部のカーリング殿堂入りをしている[22]。 指導したチーム
脚注出典
関連項目外部リンク
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