HIRO柴田(ひろしばた、1976年2月16日 - )は、競技麻雀のプロ雀士[1]。神奈川県川崎市出身。血液型A型。日本プロ麻雀連盟所属。同団体内での段位は九段[3]。旧名は柴田 弘幸(しばた ひろゆき)。
来歴
小学生の時に麻雀に触れ、友達との家族麻雀でルールを覚える。小学生で「ぎゅわんぶらあ自己中心派」を読み始め、高校時代にはほとんどの麻雀作品を読みあさったという[4]。
大学を中退後、雀荘勤務を経て2000年に日本プロ麻雀連盟に入会し[4]、2001年に日本プロ麻雀連盟17期生としてプロデビュー[1]。同期には勝又健志、近藤久春、猿川真寿、藤島健二郎、前田直哉らがいる。2008年度に同団体のA1リーグに昇級。2015年度に一度A2リーグに降級するが、翌2016年度にA1リーグに復帰。
同じ団体に所属する柴田吉和との混乱を避けるため、2016年度をもって登録名をHIRO柴田に変更[5]。
長らく無冠で「無冠の帝王」と称されたこともあった[4]が、2023年2月4日第39期鳳凰位決定戦に優勝[6]。同年3月25日には第13期麻雀グランプリMAXで優勝し二冠達成[7]。第40期鳳凰位決定戦は佐々木寿人の追い上げに屈するも、第14期麻雀グランプリMAXでは佐々木寿人らを退け連覇を果たした。
自団体の段位が九段に昇進した(12人目)。
人物
- キャッチフレーズは「紅顔のアサシン」[1][4]。あだ名は「しばきち」。
- 2022年1月11日に日本プロ麻雀連盟所属の蒼井ゆりかと結婚[8]。
- 趣味はお笑い、ゲーム、漫画、YouTube等[4]。パチスロも趣味で、妻の蒼井や同じ連盟所属のプロと一緒に打ちに行くこともしばしば。
- 黒沢咲が財布を忘れた際によくお金を貸している。この事は黒沢の親族も知っており、黒沢自身もXで「私の財布」と称し、自らの財布と柴田を収めた写真をポストしている。
獲得タイトル
主な入賞歴
脚注
- ^ a b c “HIRO柴田(ひろしばた)、まだ見ぬ頂点へ、歩みを止めぬ「紅顔のアサシン」”. キンマweb. 竹書房 (2022年1月11日). 2022年10月1日閲覧。
- ^ “HIRO 柴田(ひろ しばた)”. 龍龍. MNS (2022年6月26日). 2022年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e “「~無冠~」 HIRO柴田”. 日本プロ麻雀連盟 (2023年4月26日). 2024年10月7日閲覧。
- ^ HIRO柴田 [@hryks] (2016年2月24日). "今作は神秘的なイメージですね!". X(旧Twitter)より2022年9月5日閲覧。
- ^ “【日本プロ麻雀連盟】第39期鳳凰位決定戦 優勝はHIRO柴田プロ!!20数年の悲願達成! [雀サクッ]”. 雀サクッ. 2024年3月24日閲覧。
- ^ “【日本プロ麻雀連盟チャンネル】(配信) 第13期麻雀グランプリMAX 優勝は HIRO柴田プロ!!鳳凰位に続き二冠達成! [雀サクッ]”. 雀サクッ. 2024年3月24日閲覧。
- ^ 蒼井ゆりか [@yurizo61] (2022年1月11日). "【ご報告】". X(旧Twitter)より2022年10月1日閲覧。
- ^ “【日本プロ麻雀連盟】 第1期達人戦~GREAT LEAGUE~ 初代優勝は、現鳳凰位&麻雀グランプリMAX優勝のHIRO柴田プロ!! [雀サクッ]”. 雀サクッ. 2024年3月24日閲覧。
- ^ “プロリーグ(鳳凰戦)”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “十段戦”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “麻雀グランプリMAX”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “JPML WRCリーグ”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年10月1日閲覧。
外部リンク
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