GOGO競馬サンデー! (CBCラジオ)
GOGO競馬サンデー!(ゴーゴーけいばサンデー!)は、CBCラジオ(旧・中部日本放送)が制作する競馬中継。 概要CBCラジオでは『GOGO競馬サンデー!』の前身、『毎日放送日曜競馬』→『サンデー競馬中継 みんなの競馬』時代から、MBSラジオ(旧・毎日放送)制作の競馬中継(GIレースおよび関西圏で開催されるGII以下のレース、以下「MBS版」と略記)のうち15時台をネットする[1]。ただし、CBCラジオの地元にある中京競馬場が中央競馬の第3場に当たる時期(毎年1月、3月、12月)には、CBCラジオが制作を担当する(メインレースを中継、準メインレースも録音中継)。関東主場メインレースについてはGIであればMBSラジオ制作の実況をそのままネット[2]、GII以下はニッポン放送(『日曜競馬ニッポン』→『日曜のへそ』内包)制作の実況をMBS経由でネット受けする。 →詳細は「GOGO競馬サンデー! § ネット局」、および「日曜競馬ニッポン § メインレースのネット受け」を参照
ちなみに、「みんなの競馬」時代には、MBSラジオ版と区別するため「CBC制作みんなの競馬」というタイトルコールを使っていた。現タイトルになってからは、オープニングのタイトルコールとテーマ曲はMBS版のネット時と共通で、番組中では「CBCラジオ制作 GOGO競馬サンデー!」と実況アナウンサーやアシスタントがタイトル名をコールすることがある。 中京競馬場が中央競馬の主場になる7月や京都・阪神競馬場の代替開催となる場合は、MBSラジオが制作しCBCラジオはネット受けとなる。ただし、プロ野球中日ドラゴンズの試合がデーゲームの場合には、プロ野球中継『ドラゴンズサンデー』が優先となり当番組は休止となる。GIレースの開催日と重なる場合には、野球中継を中断したうえで当該レースの実況を挿入する。過去には、全週差し替えられた年もあった。 また、第3場開催でも中日ドラゴンズのセ・リーグ公式戦(主に開幕カード)と重なった場合は、野球中継が中止になった場合でも自社制作は行わず、MBS制作分をそのまま放送する。この場合、中京競馬場のレースは後述の重賞ならびにWIN5発売対象レースのみ、MBSから実況アナウンサーを派遣する形で対応する。プロ野球オープン戦と重なった場合は、野球をテレビのみの放送として、ラジオでは通常通り競馬中継を自社制作することがある。 →詳細は「CBCドラゴンズナイター § 中継が延長した場合の対応と土・日・月曜の番組編成」、および「CBCラジオ § ドラゴンズ戦中継」を参照
一方、GIチャンピオンズカップを除く第3場開催での重賞レース[3]のうち、CBCラジオが実況を担当する中継はMBSラジオとラジオ日本(RF、『日曜競馬実況中継』)にネットする。なおMBSラジオに対しては2011年4月以降、中京開催のメインレースがWIN5発売対象となった場合は重賞でなくてもネットするようになった。 またRFラジオ日本には2009年までと2024年にGI高松宮記念をネットした。2007年までは5・6月に主場を開催した場合に、CBCラジオ制作分のメインレース・最終レースの実況を裏送りで放送していた(現在は日曜日のメインレースでラジオ大阪制作、それ以外のレースでMBS制作の実況をネットをする)。 →詳細は「ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継 § 第三場」、および「OBCドラマティック競馬 § ネットワーク」を参照
進行
2013年12月開催から
実況
解説MBS制作版と同様に、競馬ブック栗東本社のトラックマンを解説者として迎えている。ただしMBS制作版とは基本的に別の人物が担当する。
番組内のコーナー
土曜日の「競馬中継」土曜日は、中京競馬場が全面改修工事に入る直前の2010年4月改編まで自社制作が行われた。『CBC歌謡ベストテン』→『SUPER J Hit's COUNTDOWN』→『土曜天国SUPER』→『ぴかラジ』と続いたCBCラジオ土曜午後ワイド番組の内包コーナーとしてメインレースのみの放送だった。 中京競馬開催時は自社制作[4]、中京非開催で関西の重賞を放送するのであればラジオ関西(AM KOBE→CRK、『サタデー競馬』→『パーフェクト競馬』)[5]からネット、関東主場の重賞競走はラジオ日本(RF、『土曜競馬実況中継』)の実況をCRK経由でネット受けした。しかし2007年まで土曜日の東京競馬場開催だったGIジャパンカップダートは中継されず通常通り関西主場のメインレースのみ中継されていた。特別番組に差し替えられた場合も放送される(野球中継は除く)。 なお土曜日の放送はMBSと日本中央競馬会(JRA)の間で取り交わされている西日本AM各局一括の役務調達契約に含まれておらず、西日本の専門紙ケイバブックが単独でスポンサーに付いていた。このため「競馬中継、競馬専門紙競馬ブックの提供でお送りします」のタイトルコールの後に開催場・レース名を紹介し、開催競馬場へ切り替えていた。中京開催の場合は「中京競馬場、○○アナウンサーです」と振ることがある。レース後は再び開催場とレース名を紹介して終了し、結果は番組内で伝えられる。 中京が改修工事で長期間開催されないことに加え、当時ケイバブックが発局のCRK共々スポンサーを降板したため、2010年3月27日の中京開催をもって土曜日の自社制作を行わなくなった。以後、2012年2月まではCRKから実況のみネットという編成が続いた。 →「ケイバブック § 沿革」も参照 中京競馬場リニューアルオープン初日の2012年3月3日は、15時から1時間枠の編成を組み、他場のメインレースも中継した。しかし翌週からは再び自社制作を行わなくなり、その次の同月17日のファルコンステークス以後、中京の土曜日に重賞[6]が開催される場合、MBSがCRK向けにアナウンサー1人を派遣して自社制作することになった。また同時期に競合の東海ラジオも中京で行われるGIのみに縮小しており、中京圏の民放ラジオ局による土曜日の競馬中継が完全に無くなった。 →詳細は「ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継 § 連携する放送局」、および「GOGO競馬サタデー! § 第三場」を参照
イレギュラー放送・その他
脚注
外部リンク |