GLX("OpenGL Extension to the X Window System" の頭文字語)は OpenGL と X Window System をつなぐバインディングを提供する。X Window System によって提供されたウィンドウ内でプログラムが OpenGL を使えるようにする。
クライアント(OpenGL アプリケーション)が X サーバ(表示を担うソフトウェア)に3Dレンダリングコマンドを送れるようにする、X プロトコルの拡張。クライアントとサーバは異なるコンピュータで動作していてもよい。
レンダリングコマンドをクライアントから受け取りインストールされた OpenGL ライブラリに渡すという X サーバの拡張。もしハードウェアアクセラレーションの効いたライブラリが利用できなければ、通常 Mesa 3D になり、これはソフトウェア内のすべてを扱えるが、通常ハードウェアアクセラレーションの効いたライブラリよりずっと遅い。