FJcloud は、富士通が提供する国産のパブリッククラウドサービスである。正式名称はFUJITSU Hybrid IT Service FJcloud。
概要
FJcloudは、2015年5月に発表されたデジタルビジネス・プラットフォームのパブリッククラウドサービスである[1]。2015年9月より販売開始されている[2]。
IaaS (Infrastructure as a Service) だけでなくPaaS (Platform as a Service) も提供し、オープンソースであるOpenStackとCloud Foundryをベースとしているため、オープンな技術を利用できるのが特徴である[3]。
オープン技術を利用する上でのオープンソースのコミュニティとの関係強化として、OpenStack Foundationではゴールドメンバーに認定されており[4]、Cloud Foundry Foundationではシルバーメンバーに認定されている[5]。
また、ビジネスサポート機能、シェアリングビジネス基盤、Personium Service(パーソナルデータストア)、人工知能 (AI) などを提供している。
2018年6月、2020年6月に、それぞれサービスの名称変更とブランド統合が行われ、名称が「FJcloud」となった。元々は「FUJITSU Cloud Service K5」などと呼ばれていた[6]。
サービス一覧
- IaaS
- 仮想サーバ
- ブロックストレージ
- オブジェクトストレージ
- 仮想ネットワーク
- データベースサービス
- DB powered by Oracle® Cloud
- メール配信サービス
- コンテンツ配信サービス
- PaaS
- PF
- CF
- API Management
- SF
- 認証サービス
- IoT Platform
- 帳票サービス
- Voice Operation サービス
- GitHub Enterprise
- ビジネスサポート
- Zinraiプラットフォームサービス(AI)
脚注
外部リンク