744年の日本

744年の日本では、744年の日本の出来事・流行・世相などについてまとめる。

他の紀年法

• 神武天皇即位紀元 - 1404年
• 元号 - 天平16年

国家機関

元正上皇

聖武天皇

皇太子 阿倍内親王

知太政官事 鈴鹿王

左大臣 橘諸兄

右大臣 欠員

大納言 欠員

中納言 巨勢奈弖麻呂 藤原豊成

参議 大伴牛養 藤原仲麻呂 紀麻路

政治社会

この時期、聖武天皇は遷都をたびたび行っており、1月15日に平城京から恭仁京への大極殿などの移築が足がけ4年をかけて終了した[1]。しかしその直後に天皇は難波宮に行幸、4月13日に遷都の詔を発する[2]。しかしその後も紫香楽宮の造営が進み、翌年以降も再び遷都を繰り返すこととなる。

• 1月15日 - 天平14年（742年）に藤原広嗣の乱の影響で廃止された大宰府が、鎮西府として再設置された[1]。

自然天文

• 5月29日 - 紫香楽宮の西北で山火事が発生した[3]。
• 7月2日 - 肥後国で雷雨および地震があった[4]。

文化芸術

出典

1. ^ 『続日本紀』天平15年12月26日条
2. 『続日本紀』天平16年2月26日条
3. 『続日本紀』天平16年4月13日条
4. 『続日本紀』天平16年5月4日条

参考文献

• 『続日本紀』

関連項目

• 日本の歴史
• 日本史の出来事一覧