1995年の日本の女性史(1995ねんのにほんのじょせいし)は、1995年(平成7年)の日本における女性に関するできごとを時系列的に挙げる。
- 本項目は歴史研究としての女性史ではなく、日本における女性に関するできごとをある体系に基づいて述べようとするものではない。
この年
- 阪神・淡路大震災以前と比べ、兵庫県立女性センターに寄せられる電話相談、離婚相談が約3倍に増加
- 「地震の時、家族を顧みず自分だけ逃げてしまった」 「非常時の防災用具を自分用だけ用意していた」等、地震でパートナーが見せた素顔に幻滅する女性たちが続出したという。以前から円満ではなかった夫婦仲が、震災によって危機的状況となった例も多かった。
- 公共施設や学校の女子トイレに消音機器が普及、平均節水55%に
- 女子学生の就職難続く、「超氷河期」といわれる。
- 「夫・恋人からの暴力」調査研究会による調査、1992年の統計、回答者の8割が暴力を受け、被害深刻との結果
- 厚生省、「1993年度全国母子世帯調査」、離別家庭63.3%で過去最高、年収215万円で一般世帯の3分の1
- 厚生省調査、未熟児出生増加が判明、2500グラム以下の低体重児が1985年の5.7%から1993年は7%に、妊婦死亡率出生10万人あたり7.7人と高率に
- 総理府、「高齢者介護に関する世論調査」、家族中心に外部サービスも利用の在宅介護希望42.6%、「老後は施設に入ってもいい」女性65.3%
- 女子の4年制大学進学者、短大進学者を初めて上回る
参考文献
この年表作成に際して使用した参考文献(出典)については、日本の女性史年表を参照のこと。
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