1972年のABAプレーオフ
1972年のABAプレーオフは、アメリカン・バスケットボール・アソシエーション (ABA) の1971-1972シーズン後のポストシーズン・トーナメントである。本大会では、1972年のABAファイナルで、西地区優勝のインディアナ・ペイサーズが東地区優勝のニューヨーク・ネッツをシリーズ4勝2敗で破り、優勝した。
できごとケンタッキー・カーネルズは、ABA史上最高の成績(68勝16敗 勝率.810)でシーズンを終え、ニューヨーク・ネッツとのレギュラーシーズン11試合に8勝し、シーズン順位ではネッツに24ゲーム差をつけたものの、1回戦はネッツに敗れた。 フロリディアンズは1972年4月6日に最後の試合を行い、東部地区準決勝シリーズでバージニア・スクワイアーズに115-106でホームで敗れた。スクワイアーズは、この4試合のうち3試合で少なくとも17リバウンドを記録したルーキーのジュリアス・アービングに支えられて、このシリーズを4試合制覇したのである。1972年6月13日、リーグはフロリディアンズを買収し、チームを解散させた。 インディアナ・ペイサーズは、ABAで2度目の優勝を果たした最初のチームとなった。 ABAプレーオフ最優秀選手には、ペイサーズのフレディ・ルイスが選ばれた。 このシーズンは、後にNBAに加盟する2つのチームがABAチャンピオンシップで対戦した最初のシーズンであった。これはリーグの歴史の中で他に一度だけ起こったことで、1976年の最終年にデンバー・ナゲッツがカーネルズを4勝3敗で破り、ネッツとABAチャンピオンシップシリーズで対戦した時である。 脚注外部リンク |