007 死ぬのは奴らだ『007 死ぬのは奴らだ』(ダブルオーセブン しぬのはやつらだ、Live And Let Die)は、イアン・フレミングの小説。「ジェームズ・ボンド」シリーズの第2作。1954年、ジョナサン・ケープ社から出版された。日本では1957年に早川書房から井上一夫訳でハヤカワ・ポケット・ミステリの一点として刊行された。これがシリーズ最初の日本語訳である。 ストーリーブードゥー教でニューヨークのハーレムを支配し、ソ連・スメルシュの一員でもある黒人犯罪王ミスター・ビッグは、海賊“血まみれモーガン”の財宝の金貨をアメリカに持ち込み資金源としていた。 イギリス秘密諜報部員007ジェームズ・ボンドはニューヨークに派遣され、FBIのデクスター主任やCIAのフェリックス・ライターと協力して調査を開始するが、既にその情報を掴んでいたミスター・ビッグから手荒い歓迎を受ける。 だが、霊感能力を持ち、ミスター・ビッグが妻にしようとしているソリテアが寝返り、ジェームズは彼女とセントピーターズバーグへ向かうが、そこで彼女は奪い返され、フェリックス・ライターも鮫に片腕・片脚を食いちぎられた姿で送り届けられる。怒りに燃えるボンドは、カリブ海の島国ジャマイカでミスター・ビッグと最後の対決を行う。 出版
漫画化さいとう・たかを作画。小学館から1968年刊行、2015年復刻版[1]。 脚注/参照
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