龍像寺
龍像寺(りゅうぞうじ)は、神奈川県相模原市中央区にある曹洞宗の寺院。 江戸幕府の旗本岡野家の菩提寺 父板部岡江雪斎の次男岡野房次の系統は相模国高座郡淵野辺村(現・相模原市)を領した。 歴史暦応年間(1338年 - 1342年)、淵辺義博の開基である。寺伝によれば、境川の龍池に生息していた大蛇(竜)を義博が退治し、その際に頭・胴・尾が分かれて飛び散った。そこで義博は、頭が落ちた場所に「龍頭寺」、胴が落ちた場所に「龍胴寺」、尾が落ちた場所に「龍尾寺」を建てて大蛇を葬ったという[2][3]。 その後3寺は衰微したが、1556年(天文2年)に巨海和尚によって3寺は統合され、旧龍胴寺跡地に「龍像寺」として中興された。その際に天台宗から曹洞宗に転宗している[2][3]。 江戸時代、当地は旗本岡野氏の所領となった。その岡野家一族の墓がある[3]。 文化財
交通アクセス
脚注参考資料 (Reference materials) 『古文書室紀要 第18号』相模原市立図書館古文書室/編 相模原市立図書館 1995 『新編相模国風土記稿 第3巻』蘆田 伊人/校訂 圭室 文雄/補訂 雄山閣出版 1998 『わが町の歴史相模原』座間 美都治/編著 神崎 彰利/編著 大貫 英明/編著 文一総合出版 1984 『相模原市史 第5巻 中世・近世資料集』相模原市/編 相模原市 1965 江戸時代に淵野辺を治めていた岡野孫一郎
参考文献
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