黒部市役所

黒部市役所

黒部市役所庁舎入口

地図
情報
用途 黒部市行政の中枢施設
建築主 黒部市
事業主体 黒部市
管理運営 黒部市
構造形式 SRC造り[1]
敷地面積 13,775.20 m²[1]
建築面積 4,329.16 m²[1]
延床面積 9,676.56 m²[1]
階数 地上5階建て[1]
着工 2013年10月[1]
竣工 2015年9月[1]
所在地 938-8555
富山県黒部市三日市1301番地
位置 北緯36度52分17.5秒 東経137度26分52.6秒 / 北緯36.871528度 東経137.447944度 / 36.871528; 137.447944座標: 北緯36度52分17.5秒 東経137度26分52.6秒 / 北緯36.871528度 東経137.447944度 / 36.871528; 137.447944
特記事項 黒部市保健センターを併設
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黒部市役所(くろべしやくしょ)は、日本地方公共団体である黒部市の組織が入り執行機関としての事務を行う施設(役所)。

概要

富山県黒部市の市役所として造られた。黒部市政の中心である。2015年に黒部市立三日市小学校旧校舎跡地に竣工した[2]現在の庁舎には黒部市保健センターも併設されている。また、敷地内には黒部市指定文化財の天然記念物であるソメイヨシノ『百年桜』がある。これは1907年に植樹され、三日市小学校の校舎が1923年に移転される際に移植されたものである[3]

沿革

旧・三日市町役場→桜井町役場

  • 1923年(大正12年)10月 - 三日市小学校の移転に伴い、旧黒部庁舎の敷地に位置していた旧小学校校舎(木造2階建て)を町役場に充てる[4][5]
  • 1940年(昭和15年)2月11日 - 桜井町発足に伴い、桜井町役場となる。

旧・黒部庁舎

旧黒部市役所
旧黒部市役所(解体2日前の様子)
情報
用途 黒部市行政の中枢施設
建築主 黒部市
事業主体 黒部市
管理運営 黒部市
構造形式 鉄筋コンクリート[6]
敷地面積 4,116.94 m²[6]
建築面積 1,423.70 m²[6]
延床面積 3,735.18 m²[6]
階数 地上3階、地下1階[6]
竣工 1951年[6]
所在地 富山県黒部市三日市725番地
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  • 1950年10月 - 当時の桜井町の役場として着工[7]
  • 1951年
    • 10月初旬 - 鉄筋コンクリート造3階建ての役場庁舎が竣工[7]
    • 11月10日 - 竣工式[7][8][9]。桜井町制10周年記念事業として建設された[10]
  • 1954年4月1日 - 黒部市の市制施行により桜井町役場(桜井町三日市725番地)は黒部市役所庁舎となる[7][11]
  • 1962年11月 - 庁舎東側を増築[7]
  • 2006年3月31日 - 宇奈月町との合併で現・黒部市が新設されたことに伴い、黒部庁舎となる[7]
  • 2020年10月 - 2021年3月 - 解体工事を実施[12]

この他、上下水道部が入居している分室がそばに存在していた[13]。 旧黒部庁舎の跡地には黒部市立図書館、黒部市民会館などの機能を統合した『くろべ市民交流センター』(通称、あおーよ)が建設され、2023年10月6日にオープンした[14]

旧・宇奈月庁舎

  • 1954年7月10日 - 宇奈月町成立当初は旧内山村役場を本庁に充て、五課(総務、財務、厚生、産業、建設)と3支所が置かれていた[15]
  • 1957年2月11日 - 宇奈月町役場庁舎を新築。それまでは旧内山村役場を町役場に充てていた[16][17]
  • 1972年 - 新館竣工[18]
  • 1984年
    • 3月 - 町議会で増改築予算が可決[18]
    • 6月15日 - 旧庁舎裏にて新庁舎着工。既存の別館は新庁舎と廊下で接続する形とした[18]
  • 1985年4月 - 地上4階一部5階建ての新館庁舎竣工[16][18]
  • 2006年3月31日 - 旧・黒部市との合併で現・黒部市が新設されたことに伴い、宇奈月庁舎となる[16]

現在は現庁舎への統合に伴い、宇奈月市民サービスセンターとなっている。

現庁舎

  • 1978年4月 - 『黒部市庁舎建設基金条例』を制定し、積立を開始[1]
  • 2007年9月 - 第1次黒部市総合振興計画において新市庁舎建設を重点プロジェクトと位置付け[1]
  • 2013年10月 - 着工[1]
  • 2015年
    • 9月 - 竣工[1]
    • 10月13日 - 開庁[1]。旧黒部庁舎・宇奈月庁舎の業務を一本化する[2]

開庁時間

周辺

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 黒部市新庁舎のご案内(2019年1月30日閲覧)
  2. ^ a b 北日本新聞 2015年10月11日付1面『黒部市新庁舎 完成祝う』より。
  3. ^ 百年桜(旧 三日市小学校) 〔黒部市三日市〕(富山県、2021年3月30日閲覧)
  4. ^ 『ふるさとの想い出 写真集 明治 大正 昭和 黒部』(1986年10月30日、国書刊行会発行)25頁『50 三日市役場』より。
  5. ^ 『保存版 魚津・黒部・下新川今昔写真帖』(2007年4月15日、郷土出版社発行)124頁『三日市小学校 黒部市』より。
  6. ^ a b c d e f (株)UG都市設計『黒部市・新庁舎建設基本構想策定調査報告書』UG都市設計、1986年、20頁。 
  7. ^ a b c d e f 『保存版 魚津・黒部・下新川今昔写真帖』(2007年4月15日、郷土出版社発行)91ページ
  8. ^ 黒部市 「黒部市設置に伴う建設計画書」 1967年
  9. ^ 黒部市史編纂委員会 1964(昭和39)年 。
  10. ^ 『黒部市史 歴史民俗編』(1992年3月25日、黒部市発行)698頁。
  11. ^ 富山県下新井川郡桜井町『黒部市設置に関する内協議書』1954年 1P
  12. ^ 『北日本新聞』2020年6月19日付18面『旧庁舎解体 10月着手 事前に見学会を検討』より。
  13. ^ 『メーサイズ 魚津市・黒部市・下新川郡 住宅明細図』(平成6年版年版、刊広社発行)175、304ページより。
  14. ^ 『広報くろべ 2023年10月号』(No.211、黒部市編集)2頁『10月6日(金) いよいよオープン! くろべ市民交流センター あおーよ』より。
  15. ^ 『うなづき 饗の言葉 宇奈月町制施行五十年記念誌 文学で巡る宇奈月・浪漫散歩』(2004年7月10日、宇奈月町役場発行)28頁より。
  16. ^ a b c 『保存版 魚津・黒部・下新川今昔写真帖』(2007年4月15日、郷土出版社発行)96ページ
  17. ^ 『追録 宇奈月町史 歴史編』(1989年3月25日、宇奈月町役場発行)256 - 257ページ。
  18. ^ a b c d 『追録 宇奈月町史 歴史編』(1989年3月25日、宇奈月町役場発行)256 - 257ページ。

外部リンク