黒崎優香
黒﨑 優香(くろさき ゆうか、1997年6月12日 - )は、福岡県北九州市出身の女子サッカー選手。USLスーパーリーグのDCパワーFC所属。藤枝順心高等学校出身。ポジションはミッドフィールダー。株式会社ユウカ考務店代表取締役[1]。 経歴4歳年上の兄の影響で4歳の時にサッカーを始め[2]、地元の神理FCで小学生時代6年間サッカーを続け[3]、クラブ最初の女子卒業生となった[要出典]。その後は、福岡県北九州市を拠点とするクラブ、ニューウェーブ北九州レディースで中学3年間サッカーに打ち込んだ[2]。中学卒業後は生まれ育った福岡を離れ、単身でサッカー王国静岡の藤枝順心高等学校に進学[2]。第22回全日本高等学校女子サッカー選手権大会では、高校一年生ながら途中出場し、0-1で負けていながらも、後半ロスタイムに劇的同点ゴールを決め、PK戦の末に常盤木学園高等学校を破り決勝に駒を進めた。決勝戦では敗れ、全国で2位となった。2015年全日本高校女子サッカー選手権では3位、2016年全日本高校女子サッカー選手権ではチームのキャプテンを務め、9年ぶり2回目の優勝を成し遂げた[4][5]。 高校卒業後はアメリカに渡り[6]、1年間の語学学校期間を経てケンタッキー大学に入学[7]。1年生ながら10番を背負い、チームに貢献[8]。大学2年目も開幕3戦連続ゴールを決めた。その後、オクラホマ大学に編入した[9][10]。大学3年目は、13試合をスターティングメンバーとして出場し、3ゴール3アシストを記録。大学4年目は、新型コロナウイルス感染症の影響により、集大成となる最後のシーズンは9試合のみに縮小された[11][12]。 2021年1月、大学4年時の後期には、オーストリアの女子1部リーグ女子ブンデスリーガのFCヴァッカー・インスブルックに移籍[13]。8試合全ての試合をスターティングメンバーとして出場し、4ゴール2アシストの活躍でチームに貢献した。 2021年9月にノルウェーの女子1部リーグトップセリエンのアルナー=ビョルナーへの移籍が発表された[14]。2021年シーズンは合流後、残り5試合中4試合出場。2022年シーズン、開幕スタメン出場。23試合出場で4ゴール、3アシスト。 2023年シーズンは7月20日、フィンランドの女子1部リーグカンサリネン・リーガに所属するKuPSへシーズン途中に加入[15]。加入後、すぐにスタメンに定着し、11試合で3ゴール、3アシスト。UEFA女子チャンピオンズリーグ 2023-24にも出場したが予選1回戦で敗退。同年10月1日、フィンランド女子カップで優勝し[16]、さらに10月14日にはリーグにおいても優勝タイトルを獲得し[17]、日本人初のフィンランドリーグ、カップ戦の二冠達成。リーグの全選手が投票するMidfielder of the Yearにもノミネートされた。 2024年1月4日、NWSLのレーシング・ルイビルFCと2年契約を結んだことが発表された[18]。 同年8月15日、8月17日に開幕するアメリカ女子サッカーの新リーグであるUSLスーパーリーグのDCパワーFCへの移籍が発表された[19][20]。 個人成績
タイトルクラブ
出典
関連項目外部リンク
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