麻雀駅伝(マージャンえきでん)は、「AbemaTV」社の主催によって行われ、同社の「AbemaTV 麻雀チャンネル」において放映されていた麻雀の団体対抗戦である。
各プロ麻雀団体ごとのチーム戦で実施され、各対局が異なるルールで行われるのが特色である。
2017年と2018年の2度開催されたが、2019年は前年秋に開幕した「Mリーグ」7チームとアマチュア連合から派生した藤田晋チェアマン率いるチェアマンチームを合わせた8チームで対局する「Mリーグ駅伝」として開催され、麻雀プロ団体対抗としての大会は一旦幕を閉じた。
第一回(2017年)
第一回は、7月1日(土)から生放送で放映され、「日本プロ麻雀連盟」「最高位戦 日本プロ麻雀協会」「日本プロ麻雀協会」のトップ選手と、AbemaTV代表取締役社長の藤田晋が率いる「アマチュア連合」の 計4チームが参戦[1]。
優勝賞金300万円を争い実施された。
順位
|
チーム名
|
TOTAL
|
1st STAGE
東風戦
|
2nd STAGE
連盟ルール(一発裏なし)
|
3rd STAGE
三人麻雀
|
Final STAGE
RTDリーグ
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
優勝
|
アマ連合
|
+271.6
|
1位
|
じゃい
|
+24.0
|
1位
|
1位
|
鈴木大介
|
+132.6
|
+101.4
|
1位
|
ASAPIN
|
+140.7
|
2位
|
|
萩原聖人
|
▲25.7
|
|
4位
|
片山まさゆき
|
+31.2
|
|
藤田晋
|
|
準優勝
|
最高位戦
|
+239.8
|
4位
|
石橋伸洋
|
▲25.1
|
3位
|
3位
|
村上淳
|
+13.6
|
+38.6
|
2位
|
友添敏之
|
+10.1
|
1位
|
1位
|
園田賢[2]
|
+229.7
|
|
6位
|
土田浩翔
|
▲25.0
|
|
近藤誠一
|
|
3位
|
協会
|
▲186.6
|
3位
|
渋川難波
|
▲17.3
|
2位
|
2位
|
鈴木たろう
|
+86.0
|
+64.0
|
4位
|
阿賀寿直
|
▲130.2
|
4位
|
|
鈴木達也
|
▲125.1
|
|
5位
|
江崎文郎
|
+22.0
|
|
朝倉ゆかり
|
|
4位
|
連盟
|
▲326.8
|
2位
|
白鳥翔
|
+18.4
|
4位
|
7位
|
瀬戸熊直樹
|
▲234.2
|
▲87.0
|
3位
|
勝又健志
|
▲32.1
|
3位
|
|
前原雄大
|
▲78.9
|
|
8位
|
前田直哉
|
▲147.2
|
|
佐々木寿人
|
|
1st STAGEから3rd STAGEまで区間首位を取り続けたアマチュア連合チームが、そのまま逃げ切る形で総合優勝。
また、最下位の連盟チームは、次年予選からの参加となった。
第二回(2018年)
予選
第二回大会本戦出場権を賭け、6月1日(金)と6月15日(金)に生放送で実施された[3]。
前回大会で最下位に沈んだ「日本プロ麻雀連盟」は、50歳以上の「over50チーム」と、50歳未満の「under50チーム」に分かれて参戦。また、前回大会で出場のなかった「RMU」「麻将連合-μ-」が参戦した。
順位
|
チーム名
|
TOTAL
|
1st STAGE
東風戦
|
2nd STAGE
一発裏なし
|
3rd STAGE
三人麻雀
|
Final STAGE
RTDルール
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
1位
|
RMU
|
+71.6
|
4位
|
岡澤和洋
|
▲24.6
|
4位
|
阿部孝則
|
▲36.8
|
1位
|
多井隆晴
|
+51.3
|
1位
|
松ヶ瀬隆弥
|
+63.0
|
2位
|
麻将連合
|
+30.5
|
3位
|
武則輝海
|
▲13.4
|
3位
|
忍田幸夫
|
▲29.8
|
2位
|
石原真人
|
+21.4
|
2位
|
小林剛
|
+16.6
|
3位
|
連盟U50
|
+18.1
|
2位
|
白鳥翔
|
▲11.3
|
1位
|
瀬戸熊直樹
|
+86.6
|
3位
|
勝又健志
|
▲25.4
|
4位
|
佐々木寿人
|
▲54.5
|
4位
|
連盟O50
|
▲121.2
|
1位
|
藤崎智
|
+49.3
|
2位
|
前原雄大
|
▲20.0
|
4位
|
荒正義
|
▲48.3
|
3位
|
沢崎誠
|
▲25.1
|
RMUチームが、前半2区間で最下位に沈んだものの、後半2区間で区間賞を獲得し、逆転1位となり本戦出場の切符を手にした。
本戦
第二回本戦は、7月1日(日)から生放送で放映され、前年上位3チーム「アマチュア連合」「最高位戦 日本プロ麻雀協会」「日本プロ麻雀協会」に、予選を勝ち上がった「RMU」を加えた計4チームが参戦。
前年ASAPINとしてアマ連合チームで参加した朝倉康心は、最高位戦に加入したため、最高位戦チームとして参加。
順位
|
チーム名
|
TOTAL
|
1st STAGE
東風戦
|
2nd STAGE
一発裏なし
|
3rd STAGE
三人麻雀
|
Final STAGE
RTDルール
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
区間
順位
|
出場選手
|
得点
|
優勝
|
最高位戦
|
+187.4
|
3位
|
園田賢
|
▲12.3
|
2位
|
5位
|
水巻渉
|
▲38.2
|
▲15.0
|
2位
|
朝倉康心
|
+6.9
|
1位
|
1位
|
村上淳
|
+231.0
|
+115.7
|
6位
|
坂本大志
|
▲23.2
|
2位
|
近藤誠一
|
+115.3
|
2位
|
アマ連合
|
+16.3
|
2位
|
じゃい
|
+5.9
|
1位
|
1位
|
片山まさゆき
|
+119.4
|
+80.6
|
1位
|
独歩
|
+19.5
|
4位
|
5位
|
藤田晋
|
▲128.5
|
▲12.4
|
3位
|
鈴木大介
|
+38.8
|
8位
|
萩原聖人
|
▲116.1
|
3位
|
RMU
|
▲79.3
|
1位
|
岡澤和洋
|
+58.1
|
4位
|
4位
|
河野高志
|
▲48.6
|
+10.6
|
4位
|
多井隆晴
|
▲28.9
|
3位
|
3位
|
松ヶ瀬隆弥
|
▲59.9
|
+42.0
|
7位
|
阿部孝則
|
▲59.2
|
7位
|
谷井茂文
|
▲101.9
|
4位
|
協会
|
▲126.4
|
4位
|
堀慎吾
|
▲51.7
|
3位
|
2位
|
鈴木達也
|
▲34.6
|
+55.0
|
3位
|
鈴木たろう
|
+2.5
|
2位
|
6位
|
金太賢
|
▲42.6
|
▲22.9
|
8位
|
江崎文郎
|
▲89.6
|
4位
|
松本吉弘
|
▲3.9
|
3rd STAGEまでは、前回王者のアマチュア連合チームが好成績を収めていたが、Final STAGEにて最高位戦チームが大量加点し逆転優勝した。
脚注