鷹見一幸
[1] -)は、日本の作家。元警察官。静岡県出身。電撃文庫、角川スニーカー文庫を中心に活躍。警察大学校卒業。 (たかみ かずゆき、1958年1月26日来歴「鷹見一幸」のペンネームは、元アニメ雑誌編集の兄と警察官の弟の合作のペンネームだった。初期には「榎野 彦」「 (えのきの ひでひこ)」「邦 彦」「竹一本」「韮山 豊」などのペンネームも使っている。兄弟の合作であったため、榎野英彦原案の鷹見一幸執筆とされていた時期もある。弟は、警察官として勤務しながら、兄に協力する形で執筆していた。公務員の副業禁止規定を回避する目的もあったようである。弟がメインとなって「鷹見一幸」の名前で電撃文庫の『時空のクロス・ロード ピクニックは終末に』でデビューし、角川スニーカーで「でたまか」を発表した。その後身体を壊して、入院し、その際に退職を決意し、以後専業作家の道を選んだ。一般に「鷹見一幸」という場合には、作品貢献度や公表されている作品の数から、この弟の方をさすことが一般的である。
榎野英彦みのり書房の月刊OUTの編集スタッフ兼ライターをしていたのが、兄である「R2」で、メインに執筆した作品としては「大日本帝国第七艦隊」がある。みのり書房退社後は、普通の会社員として勤めながら、ニフティフォーラムで「花筏」のハンドルネームで活動していたり、クリエイターズネットワークのもの書き系IRCチャンネルに「ENOKINO」というハンドルネームで活動していたりしていた。初期の作品では、小説は兄弟で互いに書いたものを見せ合い、筆を入れ合いながら書くパターンが確立していたが、兄は後年は表立って執筆しなくなっていた。 『銀河乞食軍団』シリーズのリメイクで、再び協力体制を取り、二人でプロットを組み立て、設定を作り、文章の八割は兄、二割が弟、という体制で執筆が始まったが、三巻を書き終わったあたりで、兄が発病。入退院を繰り返したのち、亡くなった。[2] 小説投稿サイト「小説家になろう」のサイトにある榎野英彦の作品は兄が亡くなった後弟が兄の未公開作品を投稿したものである。 人物
作風
作品リスト角川つばさ文庫
電撃文庫
角川スニーカー文庫
角川書店(ソフトカバー)
歴史群像新書ハヤカワ文庫
その他連載等
脚注関連項目
外部リンク
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