鳥羽市立神島中学校
鳥羽市立神島中学校(とばしりつかみしまちゅうがっこう)は、三重県鳥羽市にある公立中学校。伊勢湾口に浮かぶ神島にある。 1990年(平成2年)には31人が在籍していたが[1]、2020年(令和2年)5月1日現在の生徒数は11人になっている[2]。 概要校地は神島の南部に位置し、集落のある北部からは離れている。旧校舎は神島小学校と並んで建っており[3]、体育館[4] とグラウンドを共有していた。鳥羽市は校舎の耐震化が必要との考えから、2014年(平成26年)度に小学校と複合化することを検討[3][5]、2017年4月に標高21mの現在地に木造2階建ての神島小学校と一体化した新校舎に移転した[6]。 武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)に基づく避難施設に指定されている[7]。校舎の標高は11mであり、南海トラフで地震が発生した場合、付近の海岸には27mの津波が押し寄せることが想定されているため、山林を切り開いて標高40mのところに避難場所が整備された[8]。 離島にあり鳥羽本土から約16km離れていることから、教員は島内の教員住宅で暮らしながら指導にあたる[9]。そのため、離任の時には島民による鳥羽市営定期船神島桟橋での紙テープを使った見送りが行われるのが恒例となっている[9]。 沿革
学区
部活動かつてはバレーボール部があり、何度か三重県大会に出場したが、現在は卓球部のみである[10]。陸上競技部はないが、陸上競技大会へ出場している[19]。 交通
周辺
脚注
参考文献
関連項目外部リンク |