高辻宜麿

凡例 高辻 宜麿
時代	明治時代 - 昭和時代
生誕	明治4年8月3日（1871年9月17日）[1]
死没	昭和15年（1940年）2月23日[2]
官位	正三位、子爵
主君	孝明天皇→明治天皇
氏族	高辻家
父母	父：高辻修長、母：山内鎮子（土佐藩主山内家の分家である追手邸山内家の山内豊栄（山内大学）の娘）
兄弟	宜麿、広長
妻	重子（上杉茂憲の娘）
子	正長、威長、福羽邦長、総子、和子、友子

高辻宜麿（たかつじ よしまろ）は、日本の華族、式部官。高辻修長の子。位階・勲等・爵位は正三位勲三等子爵。

系譜

• 妻：重子 - 上杉茂憲の三女[3]。
  • 長男：高辻正長[3]
  • 二男：高辻威長[3]
  • 三男：高辻邦長（福羽邦長）- 福羽真城の養子となる。[3]
  • 長女：高辻総子（子爵・金子吉忠(金子有道養子)の妻）[3]
  • 二女：高辻和子（高田次郎(高田太郎の弟)の妻）[3]
  • 三女：高辻友子（立命館大学教授・和田三良の妻）[3]

栄典

位階

• 1922年（大正11年）6月30日 - 正四位[4]
• 1930年（昭和5年）3月4日 - 従三位[5]
• 1939年（昭和14年）3月15日 - 正三位[6]

勲章等

• 1914年（大正3年）6月29日 - 勲六等瑞宝章[7]
• 1915年（大正4年）12月1日 - 勲五等瑞宝章[8]
• 1922年（大正11年）8月29日 - 勲四等瑞宝章[9]
• 1930年（昭和5年）4月22日 - 勲三等瑞宝章[10]
• 1940年（昭和15年）2月23日 -（没後追叙）旭日中綬章[11]

外国勲章佩用允許

• 1923年（大正12年）4月12日 - ローマ教皇庁：サングレゴアル勲章コンマンドール[12][13]
• 1926年（大正15年）1月30日 - シャム王国：クーロンヌ勲章グランオフヰシエー[14]

脚注

1. 『華族名簿 昭和14年5月1日調』（華族会館、1939年）p.50
2. 『官報』第3940号、1940年2月26日。
3. ^ 高辻修長『人事興信録』第4版 [大正4(1915)年1月]
4. 『官報』第2974号「叙任及辞令」1922年7月1日。
5. 『官報』第952号「叙任及辞令」1930年3月5日。
6. 『官報』第3734号「叙任及辞令」1939年6月19日。
7. 『官報』第574号「叙任及辞令」1914年6月30日。
8. 『官報』第1001号「授爵・叙任及辞令」1915年12月2日。
9. 『官報』第3026号「叙任及辞令」1922年9月1日。
10. 『官報』第992号「叙任及辞令」1930年4月23日。
11. 『官報』第3945号「叙任及辞令」1940年3月2日。
12. 『使徒座公報』： Commentarium Officiale, Annus XIV - Vol. XIV, 1922, pages. 667
13. 『官報』第3208号「叙任及辞令」1923年4月13日。
14. 『官報』第4029号「叙任及辞令」1926年2月1日。

参考

• 近代名士家系大観

日本の爵位
先代 高辻修長	子爵 高辻家2代 1921年 - 1940年	次代 高辻正長