高畑 正幸(たかばたけ まさゆき、1974年6月23日[1] - )は、日本の文房具ライター。通称「文具王」。
人物
香川出身[1]。香川県大手前高校、千葉大学工学部を卒業した後、千葉大学大学院工学研究科工業意匠学専攻に進学し修士課程を修了[1][2]。
テレビ東京『TVチャンピオン』内で実施された「文房具通選手権」において3連続優勝(1999年、2001年、2005年)を果たし、「文具王」の座に就任[1]。
2000年、サンスター文具に就職。商品本部に10年間所属したのち、マーケティング部に転属。同社の社員としての勤務のかたわら、文房具についての執筆・講演活動も行う[2]。
2007年、きだてたく、他故壁氏共に文房具ユニット「ブング・ジャム」を結成[2]。トークショーなどの文房具に関連したイベントを行っている[1]。
2012年9月より個人活動を開始(サンスター文具株式会社とプロ契約)。お気に入りボールペン「OKB48総選挙」を主催している。
2020年12月の高畑正幸公式YouTubeアカウントのYouTubeライブ配信にて結婚した旨、発表。
著書
単著
共編著
- 『筆箱採集帳』(ロコモーションパブリッシング、2009年1月) - きだてたく、他故壁氏との共著
- 『ブング・ジャムの文具放談』シリーズ(株式会社ステイショナーによる電子書籍) - きだてたく、他故壁氏との共著
- 『ブング・ジャムの文具放談1』(2013年12月)
- 『ブング・ジャムの文具放談2』(2014年12月)[3]
- 『ブング・ジャムの文具放談3』(2015年12月)
- 『ブング・ジャムの文具放談4』(2017年2月)
- 『ブング・ジャムの文具放談5』(2018年3月)
- 『ブング・ジャムの文具放談6』(2019年2月)
- 『手帳鼎談』シリーズ(株式会社ステイショナーによる電子書籍) - 舘神龍彦、納富廉邦との共著
- 『手帳術って何だ? 手帳鼎談』(2013年12月)
- 『続手帳鼎談 手帳術のゆくえ』(2014年12月)
- 『手帳鼎談3 手帳の森を抜けて』(2015年12月)
- 『文具王・高畑正幸とカラクリ大好き・大谷和利が見つけた3DプリンタCellPの楽しみ方』(インプレスR&D、2014年6月) - 大谷和利との共著
- 『筆箱採集帳 増補・新装版』(廣済堂出版、2014年9月) - きだてたく、他故壁氏との共著
- 『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版、2018年3月) - 古川耕、きだてたく、他故壁氏との共著
監修
- 『超メモ術 ―ヒットを生み出す7つの習慣とメソッド』(玄光社、2015年8月) - 倉下忠憲とともに監修
- 『文具を買うなら異世界で!』(アスキー・メディアワークス、2018年1月) - 原作:とよだたつき、漫画:海産物
- 『文具を売るなら異世界で!』(アスキー・メディアワークス、2019年3月) - 原作:とよだたつき、漫画:海産物
翻訳
- 『えんぴつとケシゴム』(KADOKAWA、2020年3月) - 文:カレン・キルパトリック/ルイス・O・ラモス・ジュニア、絵:ヘルマン・ブランコ
受賞
脚注
注釈
- ^ 【マストアイテム編】を一部改訂、新装したもの。
出典
外部リンク