高山 (萩市)
高山(こうやま)は、山口県萩市須佐にある標高532.8mの山。「たかやま」と誤読されやすい。海側の稜線は高山岬に続く。頂上には、展望台と一等三角点および県内唯一の天測点がある。 地理当山は萩市の須佐地域と田万川地域にまたがり、須佐湾にも近い。周辺には岩株状岩体のホルンフェルス断層が3kmほど広がっている。 宝泉寺・黄帝社山中には宝泉寺があり、その先にはポンプ場(揚水ホース)もある。その鎮守神である黄帝社は船乗りに信仰され、北前船時代に人々は当山を拝礼した。それが奉納された絵馬は県の指定文化財に指定されている。さらに、その49点が2010年3月11日に「須佐宝泉寺・黄帝社奉納船絵馬」として国の重要有形民俗文化財に指定された(県内11件目で、萩市では初めて)。 須佐のホルンフェルス→詳細は「須佐ホルンフェルス」を参照
須佐高山の磁石石山頂の斑れい岩は強い磁気を帯びており、1936年に「須佐高山の磁石石」として国の天然記念物に指定された。磁気が強い原因は、度重なる落雷による磁化とも、あるいは磁鉄鉱成分に富むためとも考えられている。 須佐田万川地区の放送の要なお、放送送信所の詳細については、須佐田万川テレビ・FM中継局を参照。 アクセス
脚注関連項目外部リンク
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