飯綱高原スキー場
飯綱高原スキー場(いいづなこうげんスキーじょう)は、長野県長野市にあったスキー場。1998年の長野オリンピックの際には、エアリアルとモーグルの競技会場となった。経営難のため2020年2月16日に営業を終了した。2020年12月からは旧スキー場の緩斜面一帯に「飯綱高原づなっち広場」が開設されている[1]。 歴史1965年(昭和40年)営業開始[1][2]。北信五岳の一つである飯縄山の南斜面に開かれたスキー場で、長野市街地からも近く、初心者から上級者まで楽しめるバラエティに富んだコースを持つスキー場であった。 1970年(昭和45年)4月1日からは管理運営が長野市開発公社に委託された[2]。 1998年の長野五輪では競技会場となった[1](フリースタイルスキーのモーグル、エアリアルの競技)。 コース
営業の終了3万人前後の動員となり長野市は下記の理由からスキー場の今後の運営について検討を重ねた。
これらの相乗的な理由により飯綱高原スキー場は慢性的な赤字経営で毎年長野市が1億前後の補填をしている状態となっていた。 そこで長野市は平成30年に飯綱高原スキー場について下記の決定をした。
2019年、赤字経営が続く中で民間の事業者に譲渡することを決め、公募を開始するも応募者がなく、2020年をもって営業を終了することとなった[3]。 跡地の利用2020年12月26日、地元有志によって旧スキー場のそりコースや初心者向けコースの下方の緩斜面一帯に雪遊びのための「飯綱高原づなっち広場」が開設された[1]。ボランティアによる運営で、長野市から土地の使用許可と市有トイレの貸与を受けている[1]。入場は無料でそりなどは有料の貸し出しを行っている[1]。 アクセス脚注
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