願昭寺
願昭寺(がんしょうじ)とは、大阪府富田林市伏見堂にある寺院。山号は淨心山。本尊は目白不動。 概要真言宗系の新宗教である八宗兼学真修教(はっしゅうけんがくしんしゅうきょう)の大本山であり、信者達の手作りによる寺院として知られている。八宗兼学とは、特定の宗旨宗派に偏しない教えで、釈迦如来の教えを八宗の教義を基として兼修することを意味する。八宗とは、わが国古代仏教諸宗の南都六宗と天台宗・真言宗の八宗のことを指す。昭和16年、教祖浄心と姉智信により開教。昭和27年に初代願昭大和上と浄心大法尼により開山。昭和29年、宗教法人として認証される。 本尊は樹齢800年もののクスノキから一刀彫りで彫り上げられたものである。境内は梅の名所としても知られている。 2011年11月に五重塔が完成した。東日本大震災から1年も経過していなかったため、落慶法要を自粛し、2012年5月に執り行われた。この五重塔は木造では大阪府唯一となる[1]。 建造物
その他緋袍大明神は本堂などと比べ高い所にあり、近くの展望台からは富田林市内や周辺の河内長野市北部、大阪狭山市などを眺めることができる。晴れていて視界が良ければ、大阪都心部や堺泉北臨海工業地帯、大阪湾も眺めることができる。 交通アクセス周辺情報
脚注
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