韮山町(にらやまちょう)は、かつて静岡県東部の、伊豆半島に位置した町である。2005年4月1日に、大仁町と伊豆長岡町と合併し、伊豆の国市の一部となった。
歴史
箱根峠や伊豆府中(三島)に近いので、箱根以東の政治勢力からは、韮山は三島と列んで、伊豆国の拠点都市の一つとして見なされていた。
鎌倉時代
源平合戦の時期、郊外に当たる蛭ヶ小島には、源頼朝が政権によって流刑されていた。関東の武士団は、この頼朝を指導者として仰いで一体化し、鎌倉開府への道を開いた。
江戸時代
江戸時代には、伊豆国一帯は天領で、韮山には伊豆国の統治の拠点となる韮山代官所が置かれていた。
明治維新以後
明治維新の時、韮山は韮山県の県庁所在地となった。しかし、1871年(明治4年)8月29日の廃藩置県の直後に、韮山県は分割され、足柄県に属した。その後の1876年(明治9年)8月21日に足柄県は分割され、その後は静岡県に属している。
- 1877年(明治10年) - 多田村・山木村・金谷村・土手和田村・瀧山村が合併して韮山町となる。
- 1889年(明治22年) - 韮山町・四日町村・寺家村・長崎村・奈古谷村・原木村・中条村・南条村・中村・内中村が合併し、村制施行して韮山村となる。
- 1962年(昭和37年) - 韮山村が単独で町制施行して、韮山町となる。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 伊豆長岡町、大仁町と合併し、伊豆の国市となる。
交通
- 鉄道
- 国道
学校
- 高等学校
- 中学校
- 小学校
観光地
出身者
脚注
関連項目
外部リンク