長谷部 浩(はせべ ひろし、1956年12月17日[1] - )は、演劇評論家。日本文藝家協会会員[1]。
略歴
埼玉県生まれ。本名・松野 誠[2][1]。慶應義塾大学法学部卒業。
出版社勤務を経て、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科助教授、同准教授を経て、2010年より同教授。2020年夏学期には、ウィーン大学演劇・映画・メディア研究所のプロフェッショナル・リサーチ・フェローを務める。2024年1月、最終講義。2024年3月、東京藝術大学を定年退職。同年7月、東京藝術大学名誉教授。
現代演劇から歌舞伎まで広く論じる。日本経済新聞(現代演劇)、東京新聞(歌舞伎)で劇評担当を歴任。雑誌「悲劇喜劇」(早川書房)で、「シーン・チェンジズ」を連載。
新作歌舞伎、蜷川幸雄演出『NINAGAWA 十二夜』(2005年初演、2009年ロンドン・バービカン劇場で再演)では、ドラマターグの役割を務める。読売演劇大賞選考委員などを歴任。現在は、紀伊国屋演劇賞審査委員。
著書
共著
- 『演出術』蜷川幸雄共著 紀伊國屋書店 2002 ちくま文庫、2012
- 『プロデュース! パルコ劇場30周年記念の本』扇田昭彦、パルコ劇場共編 パルコエンタテインメント事業局 2003
- 坂東三津五郎『歌舞伎の愉しみ』(編)岩波書店 2008 岩波現代文庫 2015
- 坂東三津五郎『踊りの愉しみ』(編)岩波書店 2010 岩波現代文庫 2015
- 『久保田万太郎と現代 ノスタルジーを超えて』平凡社、2023
脚注
注釈
出典
参考文献
外部リンク